【感想】澤飯家のごはんは長男の光がつくっている。 (1)

山田可南 / デンシバーズ
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 『黒犬』の優樹

    『黒犬』の優樹

    待望の新シリーズ
    まだか、まだか、と待っていた・・・訳じゃないのだが、それでも、[新装版]の(3)と一緒に、これを見つけた時はテンションが上がった
    一気買いしてしまった、前シリーズは持っているにも関わらず。けど、漫画読みなら買ってしまうだろう。実際、私、『からくりサーカス』は全巻持っているけど、現在、[文庫版]を毎月、買ってしまっている
    買わなきゃファン失格、なんて薄い事を言うつもりはない。何っつーのか、自己満足だろう、こういうのは
    それはさておき、本当に嬉しかったのは嘘じゃない
    小学館ではなく、幻冬舎から新シリーズが出た事に対しても、特に感じる事はない。あえて言うなら、山田先生にチャンスを与えてくれた事に感謝は覚えている
    あくまで、私個人の印象だが、山田先生は絵が上手いタイプの漫画家じゃない、と思う。なので、作中に登場する料理は見た目が、美麗って感じではない
    でも、ストーリーは実にほっこりする。誰かを想う優しい心が満ちている、そんな心で描いているからこそ、心に響いてくる漫画である
    光を初めとしたキャラクターらが全員、成長している。変わった部分もあれば、そのまんまな所もある
    高校に進学した事で、光の生活にも新たなる刺激が訪れた。それは、料理部への入部
    これまで、家庭の事情から、その手の事から距離を置いていたけど、周囲からの良い意味で遠慮のない後押しで、ついに料理部の黒一点に
    子供は忍耐を覚えるのも大事だけど、好きなことまで無理に我慢する必要はない。やりたい事をやってみるのも、子供の特権であり、青春には必要だ
    恋愛ドラマの要素は、さほどないけど、これから、どうなるかは分からない
    そうなったらなったで、大歓迎。山田先生なら、優しい恋物語を描くのだろうな、料理を主軸にして
    親友っつーより心友である壱吾も、今後、どんな活躍をするのか、楽しみだ。彼が光を好き勝手に振り回してくれるからこそ、生まれる美味しさもある
    どの回もほっこりできるが、個人的には巻末の描きおろし、「マイの時々豪華飯」に癒された。こういう、動物目線で描かれる家族の形って好き。ほんと、幸せな猫だな、マイは
    この台詞を引用に選んだのは、何だかんだで、光も男の子だなぁ、と妙な感心をしてしまったので。お父さんに悪気が無い分、カチンと来ちまったか。ムキになり、とことん、最高を追求しちゃう、それもまた、才能だ
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    投稿日:2017.10.30

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