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鈴木大輔, 白身魚 / 角川文庫 (2件のレビュー)
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総合評価:
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cidenon
著者がライトノベル作家なのは知っていたが、一般文芸レーベルで出すのだから、内容もそれに寄せてあるだろうと期待して手に取った。 しかし、ほとんどライトノベルのまま。 会話だけで進む文章、「始まりの終わり…」だとかいう中二臭い表現。 ストーリーはこれ以上ないくらい薄くてぺらっぺら。 光に掲げれば向こう側が透けて見えそう。 というか、実際にオチが読めてしまう。 その程度の謎をずっと引っ張るものだからイライラする。 100ページくらいは全く話が進まない。 登場人物は「いずれわかる」とか「今は言えない」みたいな抽象的な話ばかりするし、同じ話ばかり繰り返す。 60ページくらいの短編で十分な内容。 二人の思い出となるべきエピソードも盛り上げ方が弱く、心に残らない。 終盤の泣き所で来るだろうと期待していた「……なんでそんな、ばかなこと聞くの?」というセリフも全く胸に響かず。 ファンタジーというよりもオカルトな世界観も私には合わなかった。 ルールのない奇跡の力って何でもありすぎないか? やはりダヴィンチの小説が苦手なんだなあ。続きを読む
投稿日:2020.10.07
tomosaku
表紙からも、タイトルからも、それが泣かせどころだろうと匂わせているけど……まぁまんまとハマってしまった。 岐阜県は郡上八幡、郡上おどりを舞台にした、ちょっとファンタジックな青春小説。正直、展開に大き…な意外性はないし、不思議な出来事にも明確な説明が付かずにエモーションだけで乗りきった感はある。それでも感情が決壊するのは、それまで溜めに溜めたキャラへの、執拗なまでの設定の言及があるからかな、と思う。 余談だが、郡上八幡は一度だけ行ったことがあるので、あの美しい街をリアルに回想できたのはよかった。続きを読む
投稿日:2017.11.20
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