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イリーナ・メジューエワ / 講談社現代新書 (8件のレビュー)
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ヒョニョ
ピアノ曲が好きで、手に取った。聴く側としては、その曲を作った人、その曲を演奏する人の裏側を覗きみれたようで、眩しかった。
投稿日:2023.04.15
jet
ピアニスト、メジューエワによる9人の作曲家の解説とその作曲家の代表的なピアノ曲、1〜2曲の解説。 優しい解説(作曲家論)と、細かい解説(楽曲アナリーゼ)という構成のため、ビギナーでも上級者でも、それ…なりに楽しく読むことができるだろう。 鼎談をもとに文章化した本ということもあるだろうが、(笑)という表記が多いのが気になるところではある。続きを読む
投稿日:2022.01.09
gslib
請求記号:763.2-MEJ https://opac.iuhw.ac.jp/Akasaka/opac/Holding_list?rgtn=2M020270 <飯室聡先生コメント> 私自身はヴァイオ…リンを小さい頃から習っており、クラシック音楽には親しんできた方でした。でもピアノ曲は苦手なんですよね。本屋さんで偶然見つけたこの本を読んでいろいろなCDを聞いているうちに、少しずつピアノ曲が楽しめるようになってきました。 <BOOKデータ> 現役ピアニストが語る、プロにしかわからない「聴きどころ」。代表的なピアノの名曲を平易に解説。作曲家ごとの章立てになっていて、わかりやすい。第1章バッハ、第2章 モーツァルト、第3章 ベートーヴェン、第4章 シューベルト、第5章 シューマン、第6章 ショパン、第7章 リスト、第8章 ムソルグスキー、第9章 ドビュッシー・ラヴェル。続きを読む
投稿日:2021.03.09
koochann
ロシア人女性ピアニストが語るバッハ、モーツアルト、ベートーベン、シューベルト、シューマン、ショパン、リスト、ムソルグスキー、ドビュッシー、ラヴェルなどのピアノ曲を演奏する際に考えていること。演奏家自身…がこんなことを考えながら(解釈して)演奏しているのだという裏幕でもあり、非常に興味深かった。 バッハの音楽のポリフォニックさは、家の中の子供の声から来ている!モーツアルトはオペラのように登場人物のキャラクターが踊りはね、神様の近くを飛んでいる!(対してバッハは一歩ずつ神のところへ連れていく)モーツアルトは声の美しさ、息、響き、心の動き、顔の表情をピアノでどう表現するかとの説明はおそらく著者がいつも意識しているのだろう。ベートーベンの32番ソナタ第2楽章の中で、ハ長調が出てくる瞬間、「あっ、これ!これを探していたんです」みたいな場所との解説、ぜひこの個所を聞いてみたい。 シューベルトは弾いていて肉体的には汗をかかないが、精神的には汗びっしょり、へろへろになる!との説明の中に、演奏家の藝術家としての本当の大変さを見たように感じる。 またムソルグスキーの説明の中では、「苦しみや痛みを表すために、ペダルをわざと残して弾き、響きを少し濁らせる!」凄い世界である。楽譜が読める人には更に魅力的なのだろう!続きを読む
投稿日:2018.11.05
takahiro
こういう本が読みたかったのです。演奏家による楽曲解説。複雑な音符が書かれているものの分かりやすく、しかも有名曲ばかり。なるほどの連続でした。楽譜を見ながら記載の曲をもう一度じっくり聴かなきゃです。ピア…ニストと言うか音楽家ってやっぱりすごい。続きを読む
投稿日:2018.10.16
totssan
著者のミニ演奏会を近所の公民館!で数度聴いたことがあり、小柄なのにすごいダイナミズム、と感激した。その人が本を出したので即読み。 会話体で読んでいるというより話を聞いている、という感じが、氏らしく…てよい(著者は日本語しゃべれるし)。しかし表現や解釈の説明は中々に難しく、色々考えてしまう。そこがまた面白い点である。 吉田先生の名曲解説も面白いが、これはこれでまた全く別種の楽しみがあった。同じ曲でも色んな表現があるのは演奏はもちろん、聴くことに関しても同じであると改めて理解した。つもりになった。続きを読む
投稿日:2018.04.15
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