【感想】必修すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。

ドリヤス工場 / トーチ
(14件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • wasserbaumerin

    wasserbaumerin

    名前だけは聞いたことのある作品ばかりを集めエッセンスだけ凝縮しているような本。絵柄が水木しげる調なのでサラッと筋だけを追える。長くても10P、短いと4P程度なのでちょっとずつ読み進められる。

    投稿日:2023.07.11

  • 7do8bu1991

    7do8bu1991

    ドリヤス工場氏の作品『必修すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。(2017)』を読了。2022年漫画20冊目。

    投稿日:2022.01.17

  • dowafu

    dowafu

    文学作品をザックリ理解できる本
    個人的に、 トロッコ、学問のすゝめ、猿飛佐助、共産党主義、最終戦争論、クトゥルフの呼び声、に興味を覚えました。
    自分の興味をひく本を探すのにも使えます。

    投稿日:2020.12.30

  • hawaii0521

    hawaii0521

    このレビューはネタバレを含みます

    過去の国内外有名文学作品を、水木しげるタッチのマンガで10ページ程度に無理やりまとめたシリーズ、第三弾。

    「蜘蛛の糸」、「山椒大夫」、「春琴抄」、「父帰る」、等誰もが名前くらいは知っている作品から、「学問のすすめ」、「共産党宣言」等文学作品ではないものや、「海底軍艦」という全然「必修すぎる」とは思えない作品まで、収録内容は多岐にわたっているところが本書の特徴。

    そして、何といっても著者の水木しげるのイタコ漫画家っぷりはすばらしく、どうみても水木しげる本人が書いたとしか思えないレベル。これで、「若草物語」や「春琴抄」、「初恋」などを描かれた日には原作の切なさみが全てぶち壊しである(誉め言葉)。

    なお、少々横道にそれるが、上記「海底軍艦」はもしや、と思って調べてみたら、東宝映画の「海底軍艦」の原作との事。ただ、原作には映画で出てくる怪獣「マンタ」は出てこず、映画はほぼ別物。ただ、著者が本書で描く海底軍艦「電光艇」のビジュアルは映画の轟天号に寄せているので、そこはちょっとうれしかった。

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    投稿日:2020.07.04

  • knkt09222

    knkt09222

    これにて完結、つまりドリヤス工場の三部作になるわけだ。お疲れ様でした。
    カバー、目次のフォントなど装丁も素敵だ。

    投稿日:2020.05.02

  • myomya

    myomya

    このレビューはネタバレを含みます

    論文みたいなものもふくめた3冊目。

    外国の文学作品は現代の日本語で翻訳されるので読みやすいけど、日本の文学作品は当時のままの言葉で描かれてるので逆に読みにくかったりする。
    『学問のす々め』なんかは物語じゃないので、単にコマ割りされて原文に挿絵が添えられた絵本みたいなもんで、挙げ句には諭吉本人に原文を喋らせてるだけなんてコマまである。
    もはや漫画の形態をしたいない。
    しかも現代の言葉に変換してないので非常にわかりにくい。
    昔の言葉なんて回りくどくて、肯定してるのか否定してるのかわからんことが多々あるし、単に字を目で追ってるだけになったりする。
    江戸川乱歩やクトゥルフ神話まで収録されているけど、なにを以て必修と判断したんだろう?

    『蜘蛛の糸』
    昔から疑問なんだけど、コレってカンダタが他の罪人どもを振り落とさなかったら糸は切れずに極楽へ行けたんだろうか?
    仮に糸が切れなかった場合は極楽が罪人だらけになってしまうのだけど・・・。
    そもそも最初から無理ゲーだったんじゃないの?

    『学問のす々め』
    諭吉先生は韓国観で見直されてるね。
    ちなみに、人の上に・・・には被差別部落の人たちは含まれていなかったなんて話もある。

    『狂人日記』
    中国人は「四つ足のモノは机と椅子以外は何でも食べる」なんて例え話がある。
    他にも「二つ足のモノは家族以外」「飛ぶもモノは飛行機以外」「泳ぐモノは潜水艦以外」なんて言われてたりする。
    で、この話にも頻繁に登場するように、実際に食人文化が近代まで普通に存在したと聞いたことがある。

    ちなみに、人肉は栄養豊富で超美味しいって説と、筋肉質で固く筋張っており美味しくないという説を聞いたことがあるのだけど、実際のところどうなんだろう。
    興味はあるけど知りたくはない・・・。

    『若草物語』
    この4姉妹の髪型ってハウス名作劇場と同じような気がするのだけど、物語中に設定があるんだろうか。
    「続編は読者次第」と、劇場版『Gレコ』みたいなことを言ってるけど、実際に続編は書かれたんだろうか?
    ハウス名作劇場では『ナンとジョー先生』という続編が放送されたけど、アレってアニメオリジナルだったような気がするし。
    てか、『ナンとジョー先生』でジョーの旦那がローリーじゃなくて何だかぐんにょりした記憶があるよ。

    『海底軍艦』
    海底二万マイル? → 違いました。
    雷光艇が完成直後に嵐で破壊されるという戦争・兵器の虚しさを感じさせるオチかな → 違いました。
    雷光艇(海底戦闘艇)が最初の海賊船ってオチやろ → 違いました。
    その上、海賊船を撃破したのが雷光艇ではなくポッと出の日の出丸。
    なんともスッキリしない物語。

    『死者の書』
    よくわからないけど、人柱として埋められた天武天皇の息子の霊が郎女の元に現れて、それに惚れた郎女が会いに行くために家を出て女人禁制を破ったり、機を織って曼荼羅を描いたってこと?

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    投稿日:2020.03.05

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