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岩崎周一 / 講談社現代新書 (15件のレビュー)
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zoologic
ヨーロッパの歴史がわかり面白かった。中学生くらいの歴史の授業で第一次世界大戦の発端が、サラエボでオーストリア皇太子がセルビア人に暗殺されたことだと教わったが、いまいちピンと来てなかったけれど本書を読ん…で腑に落ちた気がする。他にもドイツという国の成立がフランスなどに比べて遅い気がしてたり、アフリカの植民地支配にイメージのなかったオーストリアが名を連ねていたり、いくつかの疑問の糸口が見つかったように思う。続きを読む
投稿日:2023.11.26
板橋区民
高校時代に世界史をとっていなかったので、欧州史に関する知識はほぼゼロだったが、入門者にも読みやすく概要を理解するのには役立った。ただ記述がいかにも教科書チックで、内容が面白かったかというと。。。
投稿日:2022.11.19
bakumon17
このレビューはネタバレを含みます
日本人にはわかりにくいが 世界に影響を与えたハプスブルグ家の通史。 ヨーロッパの国々のつながりが少し理解できた。
投稿日:2022.06.12
崇城大学図書館
【ひとこと紹介文】 「汝、結婚せよ」は家訓ではなかった? 神聖ローマ皇帝は選挙で選ばれていた? 広大な領地を有し、「日の沈まぬ帝国」に君臨したハプスブルク家1000 年の歴史を最新の知見でまとめた 1… 冊。 あなたの知らない欧州事情がここにある。 (ナノサイエンス学科 Mさん)続きを読む
投稿日:2021.09.13
アフロヘア
2020.11.1読了。 戦争、領土拡大、王位継承が繰り返し書かれて、音楽家、学者に話題が転換。最後はオットー・ハプスブルクの逝去で終わる。 オーストリアは保守主義と進歩主義が関わり合って、保守化した…印象。続きを読む
投稿日:2021.01.05
じょあん
『「ハプスブルク史には、手頃な通史がない」……一般の人々に伝わる形でもっと紹介する必要があるのではないか。』その著者の思いが結実した格別の一冊。ハプスブルクの始まりから君主国の成立、展開、君主国崩壊後…のハプスブルク家の動向を現代に至るまで、その千年を最新の研究成果を反映して描く。政治史に留まらず社会や文化も取り上げる。著者が伝えたいという『「学問としての歴史」がもつ独自の魅力』が十分に伝わる内容で文章も読みやすい。この本を入口に次は著者が参考にした膨大な文献に著者の後を追って分け入るのも良いかもしれない。続きを読む
投稿日:2020.01.18
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