【感想】グーグルマップの社会学~ググられる地図の正体~

松岡慧祐 / 光文社新書
(10件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • あがり

    あがり

    地図とマップの違い。それは単なる情報の羅列か、目的に合わせて抽出したものか。

    ananが食べ歩きマップとか観光マップを発明し、従来の詳細な地図から必要な事項だけを抜き出して再構成した。

    しかしそれは出版社などが設定した観点。

    Google mapはユーザーが自分で観点を設定する。自分が情報を再構成する。

    読了60分
    続きを読む

    投稿日:2023.08.29

  • warabimochi2001

    warabimochi2001

    このレビューはネタバレを含みます

    グーグルマップが普及することで単純に地図に触れる機会が増えたのはいいことだ(基礎ゼミ江口先生も同感らしい)と思っていたが、それによって地図との向き合い方が大きく変わったのには驚いた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.05.30

  • ななしうま

    ななしうま

    なにかをモチーフに社会を見通す、という本が大好きだ。
    古典「砂糖の世界史」や、最近では「給食の歴史」など名著が多いが、本書もかなりのクオリティである。
    Googleマップによって、我々の世界観は世界地図から、自分に必要な部分へと断片化していく。それはサイバーカスケード、もしくはフィルターバブルと呼ばれる現象の具現化といえる。そこに偶然性という補助線を引くことに希望を見出す。東浩紀「ゲンロン0 観光客の哲学」などで見られる理論であるが、この本ではGoogleマップという我々にとって身近かつ具体的な事象を軸に進めていくため、分かりやすい。
    社会を見通す目を創造するという社会学の真髄を体験するにもおススメ。
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    投稿日:2019.02.03

  • yajjj

    yajjj

    地図を研究してきた社会学者である著者が、地図の歴史的推移と近代を紐解く事からグーグルマップを語る。グーグルマップのこれまでの進化を整理はしているが新しいビジネスや使い方を生み出す視点ではないので物足りない。実はあまり使ってないのかな。続きを読む

    投稿日:2018.10.09

  • alba17aow

    alba17aow

    社会学というのは特に興味もなく今までその手の本は読んだことがなかったのですが、グーグルマップということで読んでみました。が、やっぱり社会学的な切り口ではあまり興味がわかず、途中からは流し読みになってしまいました。続きを読む

    投稿日:2018.03.11

  • nattak

    nattak

     グーグルマップのことを中心に書いてはあるが、その仕組みよりはこれが社会の人々の考え方にどのような変化をもたらしたかを解説した本、確かにタイトル通り社会学を論じている。言われてみて初めて、グーグルマップが社会に及ぼした影響や自分が受けている影響などについて認識させられるところもある。でも読んでいて、同じような内容を繰り返し繰り返し論じて時数とページを稼いでいるように思えてしまった。量はこの1/3でもよかったのではないだろうか。続きを読む

    投稿日:2017.11.06

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