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畠山健二 / PHP文芸文庫 (11件のレビュー)
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sonica00
痛快!おけら長屋の面々の活躍が気持ち良い。 一方で、花魁の恋や苦境の切なさも。 思い出深い、読み返すならこの巻かな。 火盗改まで巻き込んでの一芝居、見応え読み応え十分。次も楽しみ。
投稿日:2023.08.07
rotas
安定した面白さです。 佐渡にサイクリングに行く時、フェリーの中で読むために持っていきました。 江戸っ子の人情噺が盛りだくさんで、読んでいるとあっという間に時間が経ってしまいます。 時間を潰すのにはうっ…てつけです。 飛び抜けたワクワク感はありませんが、面白いです。続きを読む
投稿日:2023.05.07
mofu
このレビューはネタバレを含みます
シリーズ第九弾。 今回もおけら長屋にほっこりさせられ、そして色んな意味で泣かされた。 裏方に徹したおけら長屋の面々が周囲の人たちを幸せに導く話が多くて、読んでいるこちらも幸せ気分を味わえた。 「長屋に十人の人がいりゃあ、十通りの騒ぎが起こる。その騒ぎに十人が首を突っ込むんですから、騒動は果てしなく広がるってわけで。でもね、騒動が丸く収まりゃ、十人が喜べる。しくじったら、悔しさや悲しみを十人で分けりゃいいんで。そんなもんでさあ」 こんな乙なセリフをサラリと言えるようになるなんて、万松コンビも随分と大人になったね〜。感心したよ。 表紙を見ると吉原の悲恋の話を思い出して切なくなるけれど、それ以外の話はスッキリ。 このシリーズの先の展開がますます楽しみになってきた。
投稿日:2022.07.18
Bookrium
困ったことがあっても、どこか明るさを忘れずに力を合わせて解決に取り組むところがおけら長屋の魅力です。 万松が大人の配慮ができるように成長しつつ、いい加減さも失わないバランス感覚が良いですね。
投稿日:2022.02.18
nene
読む毎に… やっぱり人脈よね… やっぱり肩書きよね… と思ってしまう… まぁ人脈があるのも 肩書きがある人が手助けしてくれるのもおけら長屋の人々の人の良さがあるからなんだろうけど. 今回も泣けて…笑えました.続きを読む
投稿日:2022.01.06
kuruko281
今回の展開はこうなるだろうと確信したが、やはり裏切られた。作者畠山健二さんは流石だ。100万部売れるのは読者を良い意味で裏切るからだと思う。 今回はお満は登場しなかったが、次作以降も楽しみだ。
投稿日:2021.06.09
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