【感想】「憲法改正」の真実

樋口陽一, 小林節 / 集英社新書
(26件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
14
10
1
0
0

ブクログレビュー

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  • Takahiro

    Takahiro

    このレビューはネタバレを含みます

    自民党てなんで憲法改正てなんでするの?
    憲法て難しい。
    そんな疑問があるかと思いますが、その疑問を解決するのがこの本だと思います。
    内容は憲法についてと自民党の憲法改正の裏側をなどを語っています。
    正直言うとかなり恐怖です…
    特に自民党の世襲議員の憲法に対しての知識のなさや大物議員の高市や片山さつきのとんでも発言…
    読めば読むほど恐怖と唖然する。
    小林節さんが呆れる理由がわかります。
    (妖怪の孫でも小林節さん出てます)
    また、自民党改正案と日本国憲法を比較しながら、わかりやすく語っております。
    さらによく話題になる緊急事態条項もなぜ危険なのかもよくかかれています。
    憲法改正の議論はどうしても法や憲法知識が必要です。
    ある程度知識はこの本だと身につくと思います。
    憲法について考える上で、ぜひ、読んでみてください。
    また、映画妖怪の孫もみてみてください。
    憲法と国家のあるかたを考えると思います。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.09.23

  • じょうじ

    じょうじ

    予備知識の乏しいぼくでもわかるように書かれている。自分の無知を思い知った。無知なママでいたほうが幸せだったのかもしれない。が、この国の現状を知れて良かったと思う。国民のどれだけが今の惨状を理解しているのかわからない(実際ぼくも理解していなかった)が、この国の惨状は国民の意識の低さがもたらしたものなのだろうと自戒を込めて考えた。続きを読む

    投稿日:2022.10.01

  • er4195

    er4195

    とてもわかりやすく、憲法改正にどのような危険が孕んでいるのか理解できた。そもそも憲法の成り立ちは?みたいな初歩も外国の事例も交えて説明があり置いてけぼりになることはない。
    とにかく強烈な内容だった。自分が無知で無関心だったか恥ずかしくなった。これから政治を、政治家の発言をみる目が変わる。続きを読む

    投稿日:2019.10.21

  • quazism

    quazism

    小林節氏は「改憲派」だったが、今の自民党の改憲論には反対の立場らしい。二人とも今の安倍政権に危惧している。かといって、期待できる野党もなく、こまった状況ということがわかった。

    投稿日:2019.01.20

  • kyan88

    kyan88

    憲法改正について
    小林:改正を議論するならば、どんな政治勢力が、どんな必要があって、何をしたいために、どういう国内的・国際的条件のもとで、どこをどう変えたいのか?
    それを提示して議論してもらわなければならない。
    樋口:それによって賛成、反対に分かれるというのが、まっとうな憲法問題の議論の仕方です。(P164)

    改憲が、中国・韓国との関係を改善する努力を怠りつつ、安保保全が悪化したと主張し、「米軍の二軍」で構わないから軍隊を持ちたいという理由で、憲法九条を書き換える。それができないから、とうとう違憲の安保法制を通してしまった。そして、憲法のほうを安保法制に合わせる。
    これが真実ならば改憲に賛成できるか?
    続きを読む

    投稿日:2018.10.12

  • takahata762

    takahata762

    安倍政権は、危ないということがよく分かりました。
    憲法とは、改憲とは、また、政府の暴走の危機が無いとは言えないことが分かりました。

    投稿日:2018.08.08

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