【感想】１３歳からの算数・数学が得意になるコツ

思考力や記憶力を養うためなのか、長編小説や空想等、一見数学と関係なさそうなあれこれを推奨しているのが斬新。

数学が好きになるための心得。

基本的には数学が楽しくなるためにはどのようにするか、要は遊びに夢中になるように数学に夢中になればよいということ。

自分が興味が湧く範囲を見つけて（たとえば数学パズルを…ワクワク解く）、それをひたすら続ける、間違った問題を何度もやるのは、失敗を確かめ続ける行為で数学が嫌いになるだけ。

など、勉強の方法とは、また一味違った世界。
趣味として数学をたしなめるようになると良いということですね。

書いてあることは言われてみれば至極まっとうなんですが、誰でもできるのかな？
本当に、誰でも好きになれるものなのか。選ばれし者のみなのでは？
とも思いました。

数学パズルは試してみようかなと思いました。続きを読む

一言で言えば，数学を好きになればどんどん数学が上達するという詩集のような，あるいは箴言集のような本。「現実世界への強い関心は邪魔になる」「忍耐力はいらない」「『数学の考え方を知りたい』と願わないこと」…「（計算時に）ノートを使ってはいけない」「問題集の使用は1回のみ」など，びっくりするようなアドバイスも。真意を理解するまでには何度か読む必要がありそうです。続きを読む