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マイクル・コナリー, 古沢嘉通 / 講談社文庫 (16件のレビュー)
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hossy33
これは面白い法廷物語。ハラーの物語の中でも屈指だ。なのに何故こんなにガッカリしているのだろう。いつものことだが。 ハラーは結局、殺人者を無罪の評決に勝ち取る。後味は悪いがこれが小説か。 モヤモヤを残し…たまま物語は続いて行く。続きを読む
投稿日:2023.02.23
がんこおやじ
相変わらずとても面白い。刑事物の方が好きだが、弁護士物も負けずに面白いと思う。とにかく検察側と弁護側が考えている事がリアルで、信じられないクォリティだと思う。ハリーボッシュシリーズ同様に、できれば一作…目から順番に読んでもらいたい。続きを読む
投稿日:2020.05.17
full3
景気低迷で、差し押さえ案件を手がけるようになった弁護士ミッキー・ハラー。自宅を銀行に差し押さえられそうになっていた依頼人のリサが逮捕されたという。銀行の重役を撲殺した疑いで。リサは差し押さえ被害者の会…を立ち上げ、銀行の前でデモをしていた。様々な証拠が積み重ならがリサはやっていないと主張し、有罪答弁取引には応じない。担当の検事は凄腕で、絶体絶命のハラーは・・・ 常に高品質のマイクル・コナリー作品の中でもピカイチ。何も文句のつけようがない。誰が何のために証言拒否するのか、なぜそれがタイトルなのか、予想を大きく裏切ってくれる。 有能な調査員、怪しい依頼人リサ、怪しすぎるリサの後援者と脇役が必要十分にいる。多すぎると訳がわからなくなるし、少なすぎてもつまらない。 そして二転三転するプロット。ドキドキがずっと続く。そして複雑な法廷戦術。これが最高。時代小説での戦争のシーンはほとんど飛ばしてる。何故だかあまり興味が持てない。戦争よりも法廷の戦術が好きだ。 前作からの続き物的側面はほぼゼロ(ハラーの前妻や娘が出て来るけれどストーリーには無関係)なので、初めてコナリーを読む人で、ハードボイルド(ハリー・ボッシュシリーズ)はちと苦手という人にオススメ。続きを読む
投稿日:2020.05.01
kattebooks
このレビューはネタバレを含みます
敏腕弁護士名に違わず、依頼人の利益を最大限に守ったわけですが、最後が衝撃的ですね。ハラーが、検事長に立候補する気持ちもよく分かります。良心に目覚めたのかも。
投稿日:2019.02.14
taka727sinohara
住宅ローン未払い 差し押さえ案件 シングルマザー 銀行副社長撲殺事件 無罪の主張 凶器の発見 身長差 犯行可能か? マフィア 別の容疑者 証言拒否 合理的疑い 無罪判決 勝利パーティー 風船 犯行可能だ!! 真実 失踪した元夫
投稿日:2018.12.30
winder
とにかく勝たなきゃ意味がないって感じで戦うハラー。でも、本当にそれで良いのか?最後まで楽しませてくれました。次回、ハラーとボッシュの競演が楽しみです。面白かった!
投稿日:2018.12.25
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