滅びの風

栗本 薫 / ハヤカワ文庫JA
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ありんこゆういち

    ありんこゆういち

    内容
    朝、自分のベットで目をさましたとき、リーはその日がなぜ他の一日と違っているのか、理解できなかった。しかし、今日が特別な日であることは確かだった―魅力的な妻と愛しい息子を持つ男。その申し分のない生活にも、いつのまにか滅びの風がやってくるのだった―表題作を含む5篇を収録した連作短篇集。続きを読む

    投稿日:2019.07.09

  • はむ

    はむ

    「滅びの風」
    「滅びの風Ⅱ」
    「巨象の道」
    「コギト」
    「反歌」

    全編終末もの。
    作者の人類観が現れている。
    他の短編集でもけっこう終末ものがあると思うが、栗本さんって終末ものが好きだったのかな。
    アイディア自体に目新しさはないけれど、思考を丁寧に重ねていくことで作家性みたいなのを出している。
    ズレた人間がよく栗本作品には登場しているようだが、そのズレ方は自分には素直なズレ、ひねくれ方に映る。理解不能ではないズレ。
    続きを読む

    投稿日:2013.09.17

  • kaizen

    kaizen

    このレビューはネタバレを含みます

    栗本薫がどこから来て,どこへ行こうとしていたかが分かる本。

    p114「ナイロビの郊外」
    エジプトが鍵であることが分かる。
    「ピラミッド・ミステリーを語る―ハイテクで知るピラミッド5,000年の謎 (レクチュア・ブックス)」を読んでおいてよかった。共著者の 吉村作治 が、自由な発想で妄想するように煽っている。

    p131 「アガサクリスティ」
    が出てくる。アガサクリスティはエジプトものなども執筆。

    「地震」「チェルノブイリ」など滅びへの道を不安に思う栗本薫の心情は理解できた。その反動が「グインサーガ」に現れているという予測が付くようになった。

    本書は、栗本薫を理解する鍵がいっぱい転がっている。

    図書館で借りてきた本に書き込みがあった。
    実現を現実と逆転させるような記述。
    p176
    「ありうべからざるくらいにもすばらしい創造と、私の手の生み出すあまりにも悲惨な実現とのギャップの間で,発狂寸前になるからだ。」
    どう考えても実現でよく、現実だと合わない。
    誰が誤植だと思ったのだろう。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2012.09.24

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