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ウィリアム ギブスン, ブルース スターリング, 黒丸 尚 / ハヤカワ文庫SF (11件のレビュー)
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総合評価:
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渡会淳史
正直に言おう、全く分からなかった。 最後まで話の全体像が見通せず、何がどうなって、話に決着がついたのか、あるいはつかなかったのか、さっぱり。 でも、個々の細部のネオヴィクトリア朝時代のロンドンの町とか…、パラレルアメリカ大陸のマンハッタンコミューンとか、もちろん、蒸気機関ダービーとか、は瞠目をもって楽しんだんだけど。 肝心の?ストーリーが。さっぱり。落ちも全然分からないし。続きを読む
投稿日:2023.10.09
サイトム
読み終わった。 第四の反復、マロリーの一家の男たちがそろって、キャプテン・スィングと対決するところは、物語としておもしろい。ここはビクトリア朝の冒険小説みたいである。第五の反復は、マロリーはモンゴル…に行ってしまい、オリファント(諜報員?)が中心で、犯罪捜査みたいな部分である。 なんとなく分かるが、ちょっと歴史小説だかSFだか分からんところがあり、すこし、蒸気系仕掛けばかりで、ちょっとうるさいところがある。もうすこし、エイダ・バイロンに活躍してほしかったし、モーダス(賭博プログラムだが、何だかよく分からん)のことをもっと詳しく書いてほしかったと思う。最後のちょっとでてくるだけになっていて、自己言及(リカーシブ・コールか)にちょっとふれている。続きを読む
投稿日:2021.11.17
ねえな
伊藤計劃、円城塔、ゲイル・キャリガー… 他のサイバーパンク、スチームパンクをぐるっと回ってから記念碑的作品とやらにたどり着く。 んー、欲張ってもキリが無いのは判っているのだけれど、近現代史がもっと頭に…入っていれば、もっともっと楽しめたんじゃないかと思ってしまうんだよな。続きを読む
投稿日:2017.08.08
chroju
円城塔を契機に読んだ作品だったが、これを読むと彼の『Self-Reference Engine』や『屍者の帝国』が如何に本作の影響下にあったかがわかる。その意味で読んでよかった。 ただ、同様に19世…紀のフィクション、ノンフィクション織り交ぜた歴史改変である『屍者』を楽しめた一方、本作で理解が及ばない部分も多かったのは、偏に教養の無さ故だろうなと。もう少し19世紀史を事前に振り返っておくべきだったかと思う。 全体的な解析機関を巡るSF的アイディア、作品構成自体は非常に好み。続きを読む
投稿日:2017.06.17
og
ウィリアム・ギブスンとブルース・スターリングというSF小説の巨匠二人による共著。スチーム・パンク、サイバー・パンク、歴史改変SFの古典的名作として名前をよく聞くので読んでみた。けど、とにかく読みにくい…。『ニューロマンサー』もかなりキツかったけど、歴史的な背景知識がないからか尚の事。 でもこの手の古典はなんとか理解したいという思いもあるので、いつかまたチャレンジしてみようかな。 1855年ロンドン。蒸気機関が発達し、現代で言うコンピューターのような位置づけになっている世界。続きを読む
投稿日:2017.03.20
kzm076
久しぶりに、最後まで読めなかった本になるんだろう。名作と言われて手に取ったはいいけど、描かれる物語は最果てまでいかないのではないか。という印象がつきまとう。 歴史改編ものなのにもかかわらず、もとの歴史…をよく知らない。という読み手の甘さは否めない。けど、それを差し引いてもあまり楽しめなかった。 なんだろ。読み方として間を開けすぎているというのもあるのだろうけど。こんなに楽しめなかった本は久しぶりだ。 もう少し大人になってまとまった時間がとれるようになったら読み返そう続きを読む
投稿日:2016.12.09
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