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エドワード・スノーデン, 青木 理, 井桁大介, 金昌浩, ベン・ワイズナー, マリコ・ヒロセ, 宮下 紘 / 集英社新書 (25件のレビュー)
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しゃけ
テロリストに殺されるより、浴槽で溺れ死ぬ確率の方が高いのが衝撃だった。 ネット社会が進む中、情報統制のあり方、表現の自由などにおける日本の政治動向に注視していきたい。
投稿日:2022.06.29
zurikoh
前半はシンポジウムのスノーデンインタビューを収録したもので、後半はパネリストによる対談となっている。前半は読む価値があると思ったが、後半の日本の公安に関する記述などはデータ不足感が否めなかった。
投稿日:2021.09.13
znbb22
とても内容の充実したシンポジウムだった様で、書籍で読む機会があり、有難い。 本書を読んで、スノーデンのリークについて、それがもたらした事への理解を得てく中で、米国におけるジャーナリズム、市民社会、民主…主義の成熟度が、日本とかなり違うなぁと改めて感じる。政府による監視について、日本での関心の低さはマズイ、もっと議論が必要、とも。(公安の話も興味深い内容。) あと、GDPRって、スノーデンの件がきっかけだったんか...と今更知る。 あとがきにあるワイズナー氏の「民主主義には行動する責任が伴う」は、肝に銘じたい言葉。 続きを読む
投稿日:2021.05.23
yunonchan*358
アメリカだけでなく、日本も一般市民がスマホなどのビッグデータから監視されていることがよくわかる本。 個人的には、『(政府によって)監視されることを監視するのが本当の民主主義』という言葉と、青木理さん…の『日本のマスメディアのレベルが低いのは市民のレベルが低いから(写す鏡?)』(どちらも引用ママではなく、ニュアンスしか汲み取ってません)が印象的だった。 続きを読む
投稿日:2021.04.09
ボンツト
2013年に国家による個人情報の監視の実態をメディアにリークしたエドワード・スノーデンが、亡命先のロシアから日本に向けたメッセージ(警告)です。 技術の進歩によって、以前とは比較にならないほど簡単に…・低コストで国家が個人を監視することが可能になりました。 そして2001年9月11日にアメリカで起こった同時多発テロをきっかけに、ムスリムの監視強化という形で現実のものになります。 問題は国家による監視が適切に行われていることを監視する仕組みがないまま、なし崩し的に個人の監視が常態化してしまったことです。そして、同様のことが日本でも行われる可能性があるということです。 執筆されたのがトランプ大統領就任前・GDPR制定前ということで現在とは状況が若干異なるものの、個人監視の実態を知らなかった身としては、決して聞き流すことができない内容でした。続きを読む
投稿日:2019.10.06
pedarun
2016年6月4日に東大で開初めて催された監視をテーマにしたシンポジウムの記録。 2013年6月に、エドワード・スノーデンがアメリカ政府の監視活動の実態に関する隠されてきた情報を、メディアを通してこの…世にさらしてから3年後の話。 今私がこの話を読んでいる今に至るまでは、そこからさらに3年が経っている。 「自由を享受できる社会は市民が主役になって初めて実現される」 政府に勤めながら一市民として行動をとることを恐れなかったスノーデンの力強いメッセージ。 自分の生きる社会の在り方に関心を抱くこと、受け身にならないこと、いくためには一人一人が社会の構成員として能動的に考え行動することが民主主義社会に生きる市民の義務であり、責任であり、役割だという事実を突き付ける。 監視の問題は民主主義の問題で、つまり市民一人一人が知るべきこと。 ぼーっと生きてしまている自分にまた気づく。 勝手に法律できてるし、政策改まってるし、権力がさらに集中化してるし、市民の自由に制限がかかってるけど、いいの、って言われてきちんと応答できる人、社会でありたい…続きを読む
投稿日:2019.09.08
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