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スティーヴンソン, 田内志文 / 角川文庫 (16件のレビュー)
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ヨシダケ
オチは軽く知ってたせいか、どうやってバレるんかが気になりながら読んだ作品。 オチ知らんかったら途中でよう分からんってやめてたかもなので、それはそれで良かったと思う。
投稿日:2023.12.25
百子
善のままで生きたいという気持ちと、自分を抑えずに自由に生きたいという気持ちはどちらもある。 そして、それぞれの性格に異なる外見を与えて、さも別人のように仕立ててしまったのが面白い。 最後の告白文には共…感する。 訳者あとがきで、男色の話だと書いてあったが、自分は全く気づかなかったので、時間がある時にまた読み返してみたい。続きを読む
投稿日:2023.05.16
wasserbaumerin
このレビューはネタバレを含みます
ミュージカルを観てそういえば原作を読んだことないなと気づき読んでみることに。まず本自体の薄さにびっくりし、登場人物も10人に満たないくらいのとても短編。舞台上ではエマやルーシー、殺された理事会のメンバーなどのキャラクターがいるが、この中で原作に登場するのはカルー卿(しかも殺されるだけ)のみ。 今でこそ「ジキルとハイド=二重人格」という意味合いで使われているが、読んでみると薬で身長や顔つきが別人になる様子が描かれている。友人の弁護士アタスンの視点で(ハイドの姿の)ジキルが死んでからは手記と手紙によってその経緯が語られる。 訳者あとがきで「当時の視点からすると同性愛(当時の法律では違法)と取られる描写」という記述があった。確かに最初から一人だと理解している頭で読むのと、突如知らない名前の人物が親友以上の扱いをされる状態のアタスンでは受け取り方が全然違うとは思った。これはこれで新解釈なのでその視点でもう一度読み直してみたいと思う。
投稿日:2023.05.02
もちねこ
有名な話だとは知っていたものの今の今まで読んだ事がなく、とあるノベルゲームから興味を持って読んでみた。 軽く調べただけで思い切りネタバレを食らったため、面白さは半減したと思う。 何も知らずに読めばも…っと夢中になっていた事だろう。 訳者のあとがきは少し余計に思えなくもない。 まさか男○の話だとは、あとがきを読むまで全く思いつかなかったのは私がその時代の歴史について無知なせい? 人間らしい愚かで悲しい物語だった。 誰しも心にハイドを飼っている事を忘れてはならない。続きを読む
投稿日:2022.11.04
夏目ひつじ
1886年に出版された二重人格を題材とした作品。DVや犯罪を犯す人の中にも世間体の良い真面目な人だったと評される人がいます。hydeという名前はhideという単語を連想させますが、誰しもが理性の背後に…ハイド的性質を秘めている可能性があると考えると胸の内がゾワゾワします。続きを読む
投稿日:2022.02.27
momo
ジキルとハイドというと、善良な建前と醜悪な本音の対比 というイメージだったが、そんなに単純ではないようだ。 一方は長年の抑圧から解放された純粋な悪、もう一方は善悪を併せ持つ複合体。きっかけは享楽への欲望だったはずなのに、残忍で凶悪な行動をエスカレートさせていくハイド。しだいにハイドに身体を乗っ取られていくジキル博士。 色々な解釈ができそう。 『享楽への欲望』が何を指すのかは解説を読んでそういうことか、となった。
投稿日:2021.07.03
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