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佐藤優 / 講談社現代新書 (20件のレビュー)
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総合評価:
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chii
タイトルにもあるように、社会人に必要な教養について、です。 たしかにビジネスパーソンが参考になりそうな内容でした。 といってもよくあるハウツー本じゃないので(”ハウツー”なら教養じゃないしね。)、社会…人ですらない私でもとっても面白く読みました。 ざっくり内容をまとめると、宗教、地理、歴史、経済、論理学、数学は必要だよー、て感じ。 この人の本を読むといつも、もっと勉強しなきゃなー…って思わされる。 読んだ時だけね。続きを読む
投稿日:2021.04.11
ヒボ
このレビューはネタバレを含みます
ずっと気になっていた著者の一人。 ようやく手にとりました。 ビジネスパーソンとしておさえておきたい知の基本。 いやいや、基本って^^; 私にはまだまだ字面を追っていくことしか出来ませんでした。 「知力」って凄いです! 久々に読書にハマり、月に平均して20冊は読んでいると思います。 ただ読むことが目的となっていました。 でもそれじゃあまりにも勿体ないですね。 著者はせめて一冊の本を3回読めと言いました。 思い返せば自分が好きな本は何度か読み返していますが、1度しか読んでいない本と比較すれば圧倒的に記憶に残っている量が違います。 ただ好きだから? いえ、読み返すことで記憶にすり込まれているんだと素直に思えます。 読む本をいかに選び、いかに読むか。 毎月多くの新刊が発売される中、手にする本はある意味で博打に近いかも知れません。 であれば、尚更、その中でキラリと光った本と出会った時だけでもせめて読み返すことで理解を深め、己の血肉にしていこうと思います。 本書の感想ではないですが、読み終えた今だからこそ書き残しておこうと思います。 説明 内容紹介 胃袋がちぎれるような毎日を送る企業人必読! 〈知の巨人〉が、ビジネスパーソンに送る、知力と人間力を高める驚きの講義!「旧日本陸軍マニュアルに学ぶ仕事術」「世界のエリートの思考法を理解するための宗教入門」「論理の崩れを見抜く力の鍛え方」「地政学を知ることで、激動する国際情勢がわかる」「資本主義という世の中のカラクリを掴む」「エリートの数学力低下という危機」「本をいかに選び、いかに読むか」…… 胃袋がちぎれるような毎日を送る企業人必読! 〈知の巨人〉が、ビジネスパーソンに送る、知力と人間力を高める驚きの講義! ・旧日本陸軍マニュアルに学ぶ仕事術 ・世界のエリートの思考法を理解するための宗教入門 ・論理の崩れを見抜く力をいかに鍛えるか ・地政学を知ることで、激動する国際情勢がわかる ・資本主義という世の中のカラクリをつかむ ・これだけは知っておきたい日本近現代史 ・エリートの数学力低下という危機 ・本をいかに選び、いかに読むか…… 会社の内外を生き抜くために欠かせないほんとうの教養とは? 組織論から宗教学の基本まで、知の巨人が総合知を伝授! 「私は『教養のための教養』という類いの教養主義には反対だ。教養は、直接もしくは間接に、仕事や生活と結びつかなくてはならないと思っている。私自身が過去に教養関連で出したのはほとんどが、『間接に』役立つ、哲学、神学、マルクス経済学、歴史学などの本だった。今回は、『直接に』役立つ本を作ってみようと思った」 「ビジネスパーソンは、激しい競争のなかで生きている。この現実を踏まえたうえで、教養について考えてみた。誰も公言はしないが、組織のなかで生き残るためには『狡さ』が必要だ。例えば、本書のなかでも強調しているのが、独断専行だ。一般には独断専行は、旧大日本帝国の悪弊で、組織の病理であると断罪されている。しかし、実際、官庁でも民間企業でも、仕事で評価される人は、独断専行の使い方をよく心得ている。ただし、状況判断をせずに独断専行をすると、過剰な責任を追及されるリスクがある。落とし穴に落ちないように注意しつつ、上手に立ち回る方法についても本書ではかなり踏み込んで書いた」--(「まえがき」より) 内容(「BOOK」データベースより) 知力と人間力を高める驚きの講義!ビジネスパーソンとしておさえておきたい知の基本。 著者について 佐藤 優 1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年に同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア日本国大使館勤務などを経て、本省国際情報局分析第一課に配属。主任分析官として対ロシア外交の分野で活躍した。2005年に著した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』で鮮烈なデビューを飾り、翌2006年の『自壊する帝国』(いずれも新潮社)で大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞を受賞。現代新書に訳・解説『現代語訳 貧乏物語』がある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 佐藤/優 1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年に同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア日本国大使館勤務などを経て、本省国際情報局分析第一課に配属。主任分析官として対ロシア外交の分野で活躍した。2005年に著した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』でデビューを飾り、翌2006年の『自壊する帝国』(いずれも新潮社)で大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
投稿日:2021.02.02
いし いるか
ビジネスパーソンに必要な「教養」とはどういったものか、というのを佐藤氏独特の視点と経験で伝える良書。 佐藤氏の書籍は大抵そうなのだけれど、まとめとか、結びの章にいい話が載っていることが多いがこの本もま…たそうだった。 組織で生き残るコツは、中間管理職だったら、上司については、絶対に逆らってはいけないということ(中略)しかし、上司は選べません。ではどうするか。それは、斜め上に友だちを作っておくといい。 これは非常に示唆に富んだ、かつ有用な至言であると思う。続きを読む
投稿日:2020.08.17
T.Fukuyama
●読んで得たもの ビジネスパーソンに必要な教養とは何か ●感想 書かれていることをすべて身につけるのは至難の業。 自分で必要と思える「章」を少しずつ修得するのは可能と思える。 各章に文献が記…されていて参考になった。続きを読む
投稿日:2019.12.06
H.Sato
戦前、神社で頭を下げるのは異教の神に頭をさげるということで、カトリック系の暁星中学と上智大学は靖国神社参拝を拒否した。軍部がかんかんになって、日本のカトリック教会は震えあがって、神社参拝を可能かどうか…バチカンに伺いを立てた。バチカンからは、民族の週刊だから可能であるという回答が返ってきたが、戦前の陸軍はへそを曲げ、暁星と上智には軍事教練の教官を送らなかった。そのため、他の大学の学生は軍事教練に合格しあら兵役免除があるのに、暁星と上智の学生は兵役免除が認められなかった。そのあと、戦争がはじまると他の大学の免除も段階的に変わってくるが、戦前、上智に入学するということは戦争に連れていかれることを意味していたので、非常にリスクだった。続きを読む
投稿日:2019.10.02
有井 努 Tsutomu Arii
講演会というか、勉強会のような席で語られた内容をまとめた本 のようです。 とは言っても非常にレベルの高い内容が語られていて、普通のビジネス パーソンには付いていけないのでは?と思ってしまった。 かく…言う私も付いていけない部分があったのは確かです。 しかし、全てではないが所々に興味を引く内容が語られていて、その部分を 読むだけでも非常に勉強になります。続きを読む
投稿日:2019.01.16
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