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佐藤天彦 / 朝日新書 (10件のレビュー)
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月猫夕霧
この本は2017年の発売なので、天彦さんが名人に在位していた時に書かれた本ですね。 それまで14年間、羽生さんと森内さんとで持ち回り状態だった名人位を突如奪った若きホープに主催社の朝日新聞社が、なぜあ…なたは名人になれたのか、それを1冊書いてくれと言われて書いたのではないかと想像を逞しくしてしまいます。天彦さんも律義にハウツー本になるようにしようと頑張って書いている感じがまた微笑ましいです。まぁ、そんな貴族なのに真面目な天彦さんが私は好きなのですが。 天彦さんの将棋一途でないところが良く出ていると思いました。続きを読む
投稿日:2022.11.21
及川理仁
特に感じる事はなった。 ただ 「頑張り過ぎない」 「現実に即した目標を立てる」 という筆者の言葉は 実践したいと思った。
投稿日:2021.02.10
nomitomo13
棋士・佐藤天彦さんが、将棋での経験を通して確立してきた考え方について語った本。 目先のことに囚われすぎず、長い目で見て物事の本質をつかむこと。物事の本質をつかめれば、それが長い人生の中で必ず役立ちま…す。 何事もまずは「楽しむ」気持ちを持つことも大事です。楽しむ気持ちを持つことで心に余裕が生まれます。心に余裕を持てば、思考の幅も広がります。続きを読む
投稿日:2019.12.22
ドラソル
現名人の佐藤天彦氏による自伝。 名人に上り詰めるだけの厳しい勝負師としての顔を持つ反面、貴族といわれる多趣味な彼の素顔が垣間見れて良かった。
投稿日:2019.02.07
bookoza
理想を現実にする力 佐藤天彦 2017年4月30日第1刷発行。 2018年9月27日読了。 見た目が「貴族」とも評されるプロ棋士。2016年第74期名人戦で羽生善治を破り名人位を獲得。その後、201…7年では稲葉陽八段との20代対決にも勝利し防衛。2018年には、羽生善治竜王との挑戦を受けこれも防衛。現在3連続防衛中であるが大記録である。 タイトルにもある通りやや啓発本っぽいが、内容は将棋の出会いから奨励会での修行時代、プロになってからのこと。「勝負師」としての自身の価値観をまとめた一冊。 章の間にある貴族のコラムでは好きなファッションや家具についての考えが記されているのも佐藤天彦名人の人となりが知れて面白い。 あと、所々に書かれていた宇宙戦艦ヤマトが好きというのも初めて知る趣味でしたw 執筆時点の気風としては「やや受けの側面が強いバランス型」とのこと。確かに、粘り強いというか終盤で自陣に守りの駒を投入する場面はまあまあ見かける気がしますね。 それも本の中では粘ってチャンスを伺っていると。 今後も名人位を防衛するのか、永世名人を獲得するのか注目される次世代エース棋士の1人。続きを読む
投稿日:2018.09.28
ダチョウ伯爵
2016年、羽生先生を破って26人目の名人になった、佐藤天彦さんの書籍。 棋士の本は論理的で非常に読みやすいが、今回内容で特に印象に残ったのは、 「彼に負けたのなら仕方がない」と思われるように …という項目だった。 棋士は誰でも負けることの辛さを知っているし、時には相手の人生を変えてしまうような勝負に勝たなければならない。 この時に、自分が傲慢で、相手に「なぜあんな奴に負けたのか」と思われると、自分もつらいし相手にも良くない。 そうならないために、将棋の強さももちろんだけど、将棋に対する姿勢や立ち振る舞いも磨かなければならない。 羽生先生のファンだけど、こういう考えを持った20代の人が名人を獲ってくれて、今は良かったと思います。続きを読む
投稿日:2018.01.05
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