【感想】少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7

河野裕 / 角川文庫
(14件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
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8
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ブクログレビュー

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  • あっぷるてぃー

    あっぷるてぃー

    幸せを願うことを、否定したくない。
    諦めて受け入れるのが正しいのだと思い込みたくない。
    ずるくても奇跡的でも、完全なハッピーエンドを求めたい。(78ページ)
    .
    理想には届かなくても、進むことには価値がある。
    世界中のみんなを救いたくて、今はひとりしか救えなかったとして、それが無価値だと考える方が愚かだ。(260ページ)
    続きを読む

    投稿日:2023.01.28

  • ちこ(´・ω・)

    ちこ(´・ω・)

    少しずつ変える未来は。
    隠し持っていた写真があったからこそ、上書きされた記憶を疑えたのだろうな。
    今までに出会った者の能力も覚えていたからこそ、皆の力を借り望む未来を手に入れたのだろ。

    投稿日:2022.12.31

  • Bookrium

    Bookrium

    ついにシリーズ完結。
    これまで登場した能力はこのために考え出されたのかと思うほど見事な連携プレーでケイの作戦が進行する。
    何が正しくて何が間違っているのかという明確な答えが無い中で、多少の嘘や犠牲を払ってでも自分の信じる道を進むケイの覚悟は強いと思うし、怖いとも思う。
    そんな曖昧な感想が相応しいのじゃないかと思います。
    続きを読む

    投稿日:2021.06.12

  • SYC

    SYC

    1〜6巻で積み上げてきたものを見事簡潔に導いた。
    ケイの行動が正解とは限らないけれど、きっと正解なんてなくて、、、
    誰かの幸せは誰かの犠牲の上に成り立っているのかもしれないなと考えさせられました。
    後、温かい気持ちになれる作品でした。続きを読む

    投稿日:2021.04.15

  • konnok

    konnok

    河野裕の少年と少女と、正しさを巡る物語を読みました。

    咲良田を舞台にしたSF、サクラダリセットの最終巻でした。
    浅井ケイは咲良田の超能力をもつ人たちの能力を残すことを選択します。
    そのために、友人となった能力者たちと協力して能力を消し去ろうとする浦地の説得を試みます。

    一つ一つはささやかな友人たちの能力をコンボとして組み合わせて目的を達成してい描写が面白い。
    物語は完結していないのですが、浅井ケイや春﨑美空たちのまっすぐな行動が感動的でした。
    若いっていいな、と思ったのでした。
    続きを読む

    投稿日:2019.09.23

  • おにけん

    おにけん

    このレビューはネタバレを含みます

    2018/4 14冊目(通算66冊目)。シリーズ最終巻。結果的には「大団円」という形で話が終わるので自分的には満足。ただ、この作品のキモは「話の伏線」だと思う。すべてのキャラの出番に意味があり、一度話が終わってからも何らかの形で話に絡んでくる。大げさではあるけれど、非常に話が計算された作品であるといえると思う。その点ではすべてを理解できずに読み終わってしまった自分に対して残念な気分になる。今このアニメも同時に見ているが、その残念な点はアニメを見て補完したいと思う。感想はこんなところです

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.04.25

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