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宇野朴人 / メディアワークス文庫 (2件のレビュー)
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総合評価:
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Mu
うーん、これは、ちょっと微妙だなあ。 もちろん、物語の語り口は堅実。 キャラもちょっとドジッ娘の潤の登場で楽しく読めた。クライマックスの神龍との戦いもわくわくと面白かった。 でも、物語の構成がなん…とも微妙なんだよなあ。 ラストに神龍退治を持ってくるのであれば、この話は本来道代を主人公にすべきだった。 でも、前半の主人公は明らかに夜統べだし、途中、長い昔語りの主人公は芦屋道満だ。 これでは、物語の焦点がずれてしまう。 前巻でも平将門の長い昔語りが描かれたのだけど、この構成は本編の勢いと印象を薄くしてしまって、よくない。 いっそ、道満と晴明の件は別に伝奇ものとして書けばよかったのにと思う。 で、500ページを超える物語の最後に、その先まだ続くのを知って、まじかと思ってしまった。 長い昔語りが入ったこともあって、話の展開が遅いのだ。 さて、この先、どうしたものかなあ。続きを読む
投稿日:2015.09.17
涼
このレビューはネタバレを含みます
1巻で隠されていた事情が明らかに。あと晴明が人外すぎるw それ以外も晴明や道満の話とか色々描かれていて面白かった。次巻も期待~。
投稿日:2011.07.28
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