【感想】別冊カドカワ　総力特集　BOOM BOOM SATELLITES

このレビューはネタバレを含みます

――見納めのつもりで、買った。

ベストを聞き直して
ラストDVDを見て
そして、この特集を見て

この本が出たのはもっと以前だけど
この順番には必然に近いものを感じた

ブンブンサテライツの思いがじわじわと伝わってきて
コッコの特集とは違う意味で、目が離せなかった

やっぱり改めて分かったのは
音作りに対する職人のような責任感と
緻密な世界観を作り上げるために
どれだけの糧があったのかということ。

すごく尊敬する。
クリエイターとして
表現者として

すごく好きな表現があって
「つまみをずっといじる」
この表現について触れるのはまた別の機会として

この微調整感覚が、すごくしっくりきていて
その言葉は
今の自分の仕事や
詩を作るうえでの礎のような役割を担っていると思う

最初目にしたとき、これだって、思った
これを、やっていけば、間違いはないんだ、って。

音楽で私が個人的に、
彼らから受け取ってきたものが、
だいたい一致しているのが、
とてもうれしかった
やっぱりそうなんだって。

私も作り手の末端にはいるつもりなので、
そういうものに気づけるだけの豊かさを
彼らからも、もらっていたのだろう

彼らの音楽が、
この世界から消えてしまわないように
ずっと――聞いていきたいと思う。

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