【感想】植物はなぜ薬を作るのか

斉藤和季 / 文春新書
(15件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
2
5
4
1
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • ゆうたろう

    ゆうたろう

    とても良かった。
    植物といかにして相互共存して生きていくかという言説そのものがおこがましい。人間は植物に生かされている。それは薬だけでなく食物として、建築の素材として、我々人類の同類というよりも、地球の先輩として敬意を払う。続きを読む

    投稿日:2024.03.08

  • つこ

    つこ

    全く知らないことばかりで、植物って本当にすごいなというのが正直な感想。
    チンパンジーも生薬を使うというのも驚きで、世代を超えて受け継がれる知恵のようなものは人間以外にもあるのかな、と思った。

    投稿日:2023.07.12

  • tanukitune1031

    tanukitune1031

     薬と植物について、これらの薬としての関係性について述べた本。よく耳にする言葉として、抗がん剤やアヘン、ポリフェノールだろう。これらの成分は、植物から作られており、植物の二次代謝によるものがほとんどである。

     植物は薬として古来から利用されており、チンパンジーですら薬として用いる。その歴史は生薬から始まっている。それが近年、薬学として確立され、東洋医学や西洋医学として発展していった。本書では、薬の起源、薬となったもの、生成経路などがまとめられている。自然環境の機能は、興味深いことが多く、それらを体系化して薬としてデータを集めるのは、よほどたくさんのデータが必要な道筋であったことが容易に想像できる。
    続きを読む

    投稿日:2023.02.17

  • あぱ2

    あぱ2

    タイトル通りの内容で新書らしい一冊でした。
    植物から得る薬にも毒にもなる効用。その成分。ではなぜ薬を作るのか。どのようにその物質を作るのか。薬にも毒にもなるその成分に植物自身は耐えれるのか。
    細かい話は流し読みしてしまいましたが、知識として面白く、十分楽しめました。
    ただ分かりやすくを意識して、書いて頂いているのは感じましたが、カタカナも多くなり後半は眠くなってしまった…。
    続きを読む

    投稿日:2022.11.13

  • miserybeatle

    miserybeatle

    「植物由来で身体に良い」その意味と、そこに潜む誤解

    こういう本を読むと植物も動物も同じ生き物なのだと痛感する

    たかだか40万年の歴史しかないホモ・サピエンスは、5億年かけて進化してきた陸上植物のことをまだごく一部しか知らないのだ!続きを読む

    投稿日:2021.12.30

  • うどん258

    うどん258

    薬品や健康に良い成分は植物由来のものが多い。それらは植物がよりよく生きるために作ったもので、決して人のために作ったものではない。人はあくまで、地球の同居人の生産物を使っているに過ぎない。
    そう思えば、人々は自然にとても支えられていて、感謝の気持ちが湧いてきた。続きを読む

    投稿日:2019.12.08

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。