【感想】マネジメントの世紀 1901-2000

スチュアート・クレイナー, 嶋口充輝, 岸本義之, 黒岩健一郎 / 東洋経済新報社
(5件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • zr750c

    zr750c

    20世紀全体をマネジメントの世紀として、1900年代のストップウォッチで労働者の作業を合理化するところから始まった黎明期からトヨタやデル・コンピュータの隆盛する2000年代までの動きを紹介。
    100年間の経営学の成長と成果を、ケーススタディと学説の紹介で書き表している。

    結構砕けた文体で読みやすい。
    特に、日本経済を脅威に感じたアメリカの財界人が、日本経済復活の立役者デミングの教えを請おうとする下りは正直言ってなかなか痛快。

    経営学の影響力が、版図を現場から企業経営全体に広げ、時間は作業の瞬間から計画段階と制度設計までカバーするようになり、従業員の捉え方も肉体の使い方から心情や人間関係に成長過程まで考察したものに、と広がる変化が見えてくる。
    続きを読む

    投稿日:2016.10.20

  • ぶりぽっぽ

    ぶりぽっぽ

    年代を10年単位で分割し、時代毎の経営背景をもとに、生まれてきた理論と事例が論じられています。理論のルーツに分かりやすく触れているので、非常に参考になりました。

    投稿日:2012.03.14

  • gantyan

    gantyan

    経営に関する知識の整理をしたいと思い、本書を読みました。内容としては、1990年から2000年までを10年ごとに区切り、その時代のマネジメントの流れを大まかにまとめてある。経営に関する様々な理論の基礎を押さえる上で役立った。続きを読む

    投稿日:2007.12.02

  • g02a2928

    g02a2928

    文字通りマネジメントの歴史を100年分書いてある本。わかったことは、経営には答えがなくて、変化の激しい現代では特に、学ぶ力が重要だということ。
    企業は生き物のようだ。

    投稿日:2007.11.09

  • hmbahmba

    hmbahmba

    チャンドラーを読んでいる人はその後にお勧め。19世紀は産業化の時代であり、20世紀はマネジメントの時代であると述べられてます。経営学の学説も時代の流れの中で生まれてきたのだなと実感できます。

    投稿日:2005.05.31

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