【感想】鴨川食堂おまかせ

柏井壽 / 小学館文庫
(29件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
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ブクログレビュー

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  • Aaa**

    Aaa**

    鴨川食堂続編がこんなに刊行されてると知らずひさしぶりに続編を手にしたけどやっぱり面白い…こんなにお腹空く話あるかな。流さんのご飯が食べたすぎて…日本酒もいっちゃいたい。内容もほっこりするものから少しピリ辛なものもあって終始面白く読んだ。続きを読む

    投稿日:2023.02.19

  • cherry00

    cherry00

    今回も難儀な相談ばかりだったなぁ。もう会えない人との思い出は切ない。でも前を向いて歩くきっかけになったのならよかった。

    投稿日:2021.08.25

  • oop

    oop

    このレビューはネタバレを含みます

    毎回、依頼人が鴨川食堂を探して訪れ、
    食事をして依頼人の食とその食に対する思いの
    説明を聞き、後日板前の流がその食を
    再現して依頼人にお出しする・・・
    このマンネリなストーリー展開は
    正直嫌いじゃないですwww。今回の作品は
    「おにぎり」に込められた思いと依頼人の
    思いにほろっとし、「豚のしょうが焼き」の
    依頼人には流れもこいしもいつもと違う対応に
    にまっとし、「マカロニグラタン」では
    母と子の繋がっていないようでつながった
    感じがした話にほっとしました。
    流と一緒に食探しに行ったのはあった記憶が
    あるのですが今作はめずらしくこいしが一人で
    食を探しに行ったのが新しかった。
    (前作までにも一人でってありましたっけ?)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.07.30

  • ユイ

    ユイ

    パターンが同じというたらめちゃくちゃ失礼なんやけど、基本的に流れが同じなのにここまで飽きないってほんますごい。
    今回は、依頼主が「えっ」て思うような相手やったり、依頼内容や探していた料理に出会ったときの依頼主のリアクションが「えっ」やったりして、この本の、優等生なヒューマンドラマでない一面が見れたのが大変おもしろかった(わかりにくい)。

    味噌汁のくだりでは、こいしちゃんと依頼主の会話の描写がびみょうな文体で
    「あれ? 著者、こんな文章書きはったっけ…? お忙しい?」(失礼)
    と、すら思ったけど、なんのことはない。そこだけやった。

    京都やもんね。会話だけでは見せれない心境がてんこもりよね。そこを明確にしようとしたら、プロでもこういう感じになるのか~。

    読書して自分の二次創作文章について考えたらアカンのちゃうかと思うけど、でも今回も、文体や文章の細かいところをつつきまわすよりもひとつのテーマとそれにかかわる登場人物の心理描写がどんとこちらを撃ち抜いてくるほうが、印象は強いんやなと思った。

    自分が書ける文章は上達しない気がする(自分の二次創作の話)。
    でも、感じることを表現する語彙や、そもそも「感じること」に深みを持たせることは、これからもできるのかもしれない(自分の二次創作の話)。

    決して著者がどうというわけではないです。短編集で同じ流れでここまで面白い話にするところに、めちゃくちゃ憧れただけです。閑話休題。


    それにしても、書き下ろしの話が最高によかった。泣きそうになった。
    甘いだけでも辛いだけでもないこの「ごちそうさま」の妙が、「次もほしい」と、思ってしまうんやね。

    次作も図書館でリクエストしよう。
    続きを読む

    投稿日:2020.11.03

  • kimikokumiken

    kimikokumiken

    5巻の方は、読んでしまっていたのだが・・・・
    4巻を 本箱を片づけていて、見つけた。

    京都東本寺 近くの鴨川食堂。
    父と娘が、店をしているのだが、古びた店であるにかかわらず、店の中は、清潔であり、昭和感あふれる。

    私は、関西人だから、京都に行くと、東本願寺は、「おひがしさん」京都駅を南にちょこっと下がった所と、、、、
    関西は、皆、---さんと、付けてしまう。
    私の生まれた近くは、大阪の住吉大社は、「すみよっさん」(笑)

    関東以北の、シャキッと言い方は、しないけど、やんわりときつい事を言うのも、関西人である。
    この店の娘 こいしも、京ことばで、やんわりとの受け答えが、良い。

    6話の話が、掲載されているのだが、器と料理が、マッチしていて、是非たべてみたいと、思わせる。

    思い出の料理を探し出す等と、いうだけでなく、その料理を再現してしまう。

    そして、お代は、その人の感じた金額を振り込むように・・・と、

    料理のの食材と採算が、合うのだろうか?と、考えてしまうのだが、、、、、

    そのひとの人生の迷いを前向きにさせるような料理の説明に、心打たれる。

    今日の晩ごはんは、少し、手間の込んだものでも・・・なんて、思いながら、我が家の食器棚の奥に使われないで、仕舞ってある食器を出して、見ようと思っている。
    続きを読む

    投稿日:2020.06.12

  • advicekiyomidosu

    advicekiyomidosu

    職を探すという探偵の娘と再現可能な腕を持つ、元警官の父。そこにやってくる様々な人生を持つ人々。

    何遍読んでも、毎回喉がなるような美味しそうな料理の描写は必読!

    投稿日:2019.10.01

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