【感想】愛でもない青春でもない旅立たない

前田司郎 / 講談社文庫
(20件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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ブクログレビュー

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  • aissk

    aissk

    大学時代は誰ひとりとして、自分が何者でどこに向かうべきか教えてはくれない。

    そういう中で手に負えない大きな自己と、それでは生きていけないという現実の狭間でさまよう。

    その刹那的な思いの断片がこの小説からは溢れてくる。

    愛も青春も旅立ちもここにはない。
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    投稿日:2017.06.02

  • a0ta0900

    a0ta0900

    何年ぶりかで読み直したけれどやっぱりおもしろい。
    私が主人公と同じ大学生だったのは遥か昔だけれど、彼の世界をみつめるちょっと意地悪な視線には共感してしまうし、それをとらえる作者の自意識の記述にはうならされる。
    『恋愛の解体…』の方がまとまりは良い。でもオススメ。
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    投稿日:2015.10.29

  • nachi

    nachi

    なんだこれは
    泣ける恋愛小説とか言ったの誰
    意味のない本。
    意味がないというのは、考えたらダメな本というのと。意味不明な世界観にそのまま浸からなきゃいけない、俺だってわからないんだよって言われてる感じ
    まぁとにかく

    ちんこ。

    ちんこが何かの存在を物語っている
    ダリの美術館に行ったの思い出した
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    投稿日:2015.09.28

  • JJ

    JJ

    いつだったか
    表紙とタイトルに魅せられて購入。
    自分の読書力がないだけなのか、特に引き込まれることもなし、面白いとは思わなかった。

    投稿日:2015.03.14

  • K

    K

    感情の表現が生々しい。
    現実の延長線上のような夢が出てきたり、夢みたいな少し不思議な現実があったりする。
    それでも(それだから?)感情はそういう不安定な不思議さを含めて生々しくて繊細だった。背伸びしない姿勢を感じて、それが素直でよかった。続きを読む

    投稿日:2014.04.13

  • nightmare5296

    nightmare5296

    大学に行って、彼女と会って、
    バイトに行って、友達とやって。
    不満はないけど満足でもないうっすらと広がる"何してんだろ"って気持ち。
    その日その日の数珠繋ぎの先で「僕」が辿り着く場所とは。

    投稿日:2013.08.16

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