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佐藤優 / 小学館新書 (5件のレビュー)
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ドラソル
元外交官の佐藤優による、雑誌に連載している外交についての論述をまとめたもの。 2015-2016年と若干古いものの、著者の外交についての意見と見分が知れて勉強になった。
投稿日:2019.11.16
mitu310
「21世紀に入ってから16年になるが、国際情勢は年を追うごとに複雑になっている。その最大の理由は1991年12月のソ連崩壊だ」との書き出しで始まる、元外務省主任分析官・佐藤優氏の評論集。 ここ数年の…雑誌SAPIOの連載をまとめた。 外務省時代、英国とロシア(ソ連)に赴任していた筆者はソ連崩壊を現場で体験してきた。 あの鈴木宗男事件にからみ2002年に逮捕されて、獄中闘争を潜り抜けて作家となった。 自分の努力と知恵と人脈とで練り上げられたネットワークから得られた情報をもとに、多様化し複雑化する世界情勢を分析していく。 筆者は一貫して、相手の立場を理解しようとした上で、複眼的に物事の本質を捉えていく。 物事に対する視点が深くて広い。そして奇をてらっていない。 「外交は人である」--6000人の命のビザで世界的に知られる杉原千畝への見方も、筆者ならでは。 外交ジャーナリストの手嶋龍一氏との対談で、「単なるヒューマニズムでけでなく、インテリジェンス(重要な事項に属する知識・情報)の面でも重要だ」と語る。 知の巨人がわかりやすく語りかける、新聞、ニュース、そして世界の見方が広く深くなる一書。続きを読む
投稿日:2017.08.02
cocotom
2017.07.20読了 難しいけれど、理解できる部分もある。世界情勢(特に中東)に関する情報は定期的に読まないと理解が及ばなくなる。 佐藤優はこれまでに何冊か読んでいるけど、未だについて行けない。…今回も読了までに時間をかけてしまった。続きを読む
投稿日:2017.07.20
kazuhisachiba
公開される情報を有機的に構造化することで,世界を別な視点から解釈する.その実例が一つ一つ丁寧に書き下される.言うは易いが行うは難く,実際世界と照らし合わせてきたがために磨かれる能力と思われる.
投稿日:2017.01.17
ucym100
何が何でも自分の立場が正しいと固執することはしない。「絶対に正しいものはある。ただし、それは複数ある」という発想をする ネバダ州、デラウエア州はタックスヘイブン 2016/2 ローマ法王とロシア正…教総主教の歴史的和解 東西教会 1054 大分裂 1964 コンスタンチノポリス世界総主教座と正常化 ガリツィアのウクライナ人ユニエイト教会 共産党の圧力でユニエイト教会はロシア正教と強制的に合同 共産党支配に潔しとしないユニエイト教徒は、カナダのエドモントンに居住 カナダの3番目の流通言語はウクライナ語 遠隔地ナショナリズム 北方領土返還 日米安保から除外すると、尖閣諸島は適応除外地域にされるリスクあり 4代目カリフのアリーガなくなったあと、アリーとその子孫こそカリフと考えるのがシーア派(イランなど1割)、ムハマンドが伝えた慣習スンナに従うもの。代々合議で選ばれたカリフを正統とする、スンナ派(9割)続きを読む
投稿日:2016.12.18
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