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まはら三桃, 菅野雪虫, 濱野京子, 廣嶋玲子, 工藤純子 / 文学の扉 (22件のレビュー)
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はっち
秘境ループ(濱野京子)、やり残しは本の中で(まはら三桃)が想像するとワクワクが止まらないのでとてもおもしろかったです。 また、9月のサルは夢を見た(菅野雪虫)は難しい言葉が多かったので⭐️は1つへらし…ました。続きを読む
投稿日:2024.04.13
ペコ
「後戻りしたくてしょうがない人は、放課後、図書室に来てください。」 茜色の貼り紙に導かれて図書館に入った5人を待ち受ける、不思議な出来事の数々……。人気作家5名による、5つの連作物語。 自分にしか…見えない茜色の紙、見たことのない女の人、自分だけしか探せない本、そして本の世界へのワープ…‥。不思議な出来事の数々に、ぐいぐい惹きつけられながらページをめくっていた。 5つの物語それぞれ、茜色の紙に書かれた言葉も、登場人物たちの「不思議な体験」も、オリジナリティがあって、どのお話も面白かった。自分は、工藤純子さんの、本を開くと後戻りしたい日に何回でも後戻りできるお話が面白かった。何度も何度も同じ日に戻る中で、主人公の女の子が一度しかない「今日」の尊さに気づくというところがよかった。甘酸っぱい恋のお話でもある。 「本」や「図書館」が好きな子、5人の中に好きな作家がいる子、「恋」のお話を読みたい子などに勧めたい。5話中3話が恋のお話といえるかな。続きを読む
投稿日:2023.01.15
kyocoo
やり直せるから明日がある、 作ってくれて人や食べ物に感謝を忘れない、 全てを投げ出してでも大事な人を守る、 頭を柔らかくして大事なものに気付くこと、 雨に濡れて日にさらされて土に還った冬の木の葉の匂…い。私も嫌いじゃない。続きを読む
投稿日:2022.09.14
サクラサク
小学校高学年の子に読んで欲しい。 まはら三桃さん目当てで読んでみた。 どの話も読みやすく、さらっと読めた。 大人版、ぐるぐるの図書館あったらな。
投稿日:2021.09.22
ina-lib
図書室を舞台に、茜色の不思議な張り紙から始まる5人のストーリー。作者たちのリレー形式小説ですので、単体でも面白く、続けて読むとより楽しめます。同じ作者たちで、本屋と移動図書館車を舞台とした『ぎりぎりの…本屋さん』、『じりじりの移動図書館(ブックカー)』もあります。続きを読む
投稿日:2021.06.20
alouette18
普段あまり図書室に行かない小学5年生たちが図書室に貼られている貼り紙を見て図書室に行くと、見知らぬ先生がいて… 5人の作家さんによる5つのお話。 「決して見てはいけない」と言われるとかえって見たくな…って…というのは昔から変わらない。 工藤純子さんの『時のラビリンス』 「今日という日は、二度ときません。だからみんな、いっしょうけんめいがんばれるんです。でも、何度でも繰り返せたらどうですか?次にがんばればいいと思うんじゃないでしょうか」 そして濱野京子さんの『秘境ループ』がよかった。 続きを読む
投稿日:2021.06.07
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