【感想】クレヨン王国 シルバー王妃花の旅

福永令三, 三木由記子 / 講談社青い鳥文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
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ブクログレビュー

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  • レモン

    レモン

     久しぶりのクレヨン王国。春はやはり児童文学が読みたくなる季節。新しい花札制定のため、毎月候補となった植物のモデル地を探す旅を始めたシルバー王妃。案内役にアラエッサとストンストンを引き連れ、道中死に神の影を感じながら名所を巡る。月のたまごシリーズ未読なので、彼らの魅力を存分に感じ取れなかったのが残念。冒頭の花札制定閣議が面白い。黄色はいろんな花があるからとたかを括り、最後まで残ってしまう黄色大臣好き。4月のみたらし団子が大好きな犬のゆうれいも可愛い。シルバー王妃の予想が正解だったのが意外。続きを読む

    投稿日:2024.04.15

  • アラエッサ

    アラエッサ

    このレビューはネタバレを含みます

    やっぱりアラエッサとストンストンが登場するというだけで楽しい。シルバー王妃と初対面。
    アニメでは3人で旅をしていたが、この回までの原作クレヨン王国では、
    悪い癖を直す旅「十二か月」
    野菜たちと旅「新十二か月の旅」
    をシルバー王妃。
    「月のたまご」をアラエッサとストンストン。
    2人に対する王妃の第一印象が面白い。
    今作では新しい花札の考案に当たり、クレヨン達が十二か月それぞれの花を選抜し、それぞれの花の名所を訪ねて札に相応しいか検討する。
    同じ旅のプロとして、2人と名所まわりに行きたいシルバー王妃。

    アニメにもあった、
    ヌリャンコ サザンショの歌もあり(河童)
    3人の仲が良くなるにつれ、アラエッサとストンストンを自然と呼び捨てにし、初めてアラエッサを呼び捨てにした時は"月のたまご"でのまゆみさんを思い出してドキッとする2人。シルバー王妃のそっくりさんとして自己紹介したが、最後は石になった人々を戻すため死神に立ち向かい、2人も石になっていたが、元に戻ると"マーチャン"と呼びかけても返事がないので本物のシルバー王妃だと思い敬い、シルバー王妃は返事をしたいのを我慢する。それが別れ。

    マーチャンは、シルバー王妃が故郷のサブリナの古城で父に呼ばれていた時の愛称。今回の旅の初めに、そっくりさんとしての呼び名として使っていた。

    1〜12月
    竹(黄緑、黄土)
    つくし(茶)
    チューリップ(赤)
    さくら(ピンク)
    パンジー(紫)
    薔薇(肌色)
    紫陽花(青)
    朝顔(水色)
    孔雀サボテン/月下美人(黒、白)
    金木犀(橙色)
    イチョウ(黄、灰色)
    モミ(緑、焦げ茶)

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    投稿日:2024.02.23

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