【感想】なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか パンと日本人の150年

阿古真理 / NHK出版
(8件のレビュー)

総合評価:

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  • 涼風紫乃@草紫庵

    涼風紫乃@草紫庵

    日本におけるパンの発展が分かりやすくまとめてあります。

    【こんな人におすすめ】
    日本のパンの歴史に興味のある人

    投稿日:2023.05.30

  • 香菜子(かなこ/Kanako)

    香菜子(かなこ/Kanako)

    なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか パンと日本人の150年。阿古真理先生の著書。日本のパンの歴史なんて考えたこともなかったけれど、それがわかりやすくわかる良書。私はパンが大好き。自分が大好きでよく食べている食べ物の歴史くらいは理解しておいたほうが良いかもと改めて思いました。続きを読む

    投稿日:2019.01.13

  • NORIS

    NORIS

    日本の食生活にパンがどのように受け入れられてきたか。明治以来の日本での製パンのパイオニアである店や人物に取材して、本場の感覚のまま受け入れられた部分と日本化した部分を分析する一方で、日本人と小麦の関係、西洋におけるパン食文化もふりかえり、日本でパンがうけいれられた必然性を明らかにしたり、日本化したパンが外国人にはどう映るかを調べ、米にしろパンにしろ、「主食」の消費量が世界的に減ってきている食生活事情を指摘している。パンに限らずさまざまな外国文化を進取の精神で折衷してとりこみ日本化してしまう日本らしさをたどる一冊になっている。続きを読む

    投稿日:2017.06.11

  • housoushi

    housoushi

    幕末辺りから日本でパン作りが始まり、実はそれなりの歴史をもった食べ物であると知る。そこから現在に至るまで日本のパン職人達が努力を重ねて改良してきた歴史を知るといつか日本の主食はパンになるんじゃないか、いや、それはないわ。
    ご飯かパンかと言えば圧倒的に前者な私でもこれ読むとフランスパン、そうハード系のパンが食べたくなる。バゲット、バタール、クーペ、カンパーニュ、ああ、皮の食感と香り、噛み締めるほど口の中に広がる淡い塩味、さらにそれぞれ個性のあるパンにマッチしたソースを付けて…ムハムハと…
    でもやっぱサンドウィッチだよな!
    いや寿司食いてえー!
    日本食万歳!!
    続きを読む

    投稿日:2017.02.14

  • みつひろ

    みつひろ

     パンが日本の食文化の中に取り入れられ、独自の発展をしていく過程が述べられているところが面白い。パンの普及過程に兵士の食料としての役割があった事実は知らなかった。白米が普及し脚気に悩まされていた明治の人々にとってパン食は薬効すら感じるものであったらしい。
     柔らかさや程よい弾力を追求し、アンパンをはじめとする独自のパンがつくられていく様はどこかで読んで知っていたが、さらにフランス人も認めるフランスパンがつくられるなど日本職人たちの心意気も描かれている。
     
    続きを読む

    投稿日:2016.12.22

  • masahiro884

    masahiro884

    ‪日本の食文化におけるパンの歴史を紐解いた一冊。パンこそ純粋な洋食と思っていたのであれほど和食化が進んでいたとは驚いた。あんパンの皮の柔らかさに着目した考察やカレーパンのような具材を包むパンが日本で誕生した背景など目から鱗の内容ばかりで知識欲(と食欲)を刺激されまくりでした。‬続きを読む

    投稿日:2016.12.07

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