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工藤純子 / 講談社 (4件のレビュー)
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なんとなく手に取って読んだら凄く面白かった。1人1人の感情の向き合い方など、自分の頃を思い出しながら読んで共感した。楽しい作品でした。
投稿日:2024.04.02
きたがわ
新宿を主な舞台に、中学生群像劇。一人ひとり「小さな秘密」があって、その秘密が「個人的なことは社会的なこと」として描かれる、珠玉のジュブナイル
投稿日:2020.10.14
図書館あきよしうた
このレビューはネタバレを含みます
父親が失踪し、それがきっかけで友人がいない中学2年生の空良は、ある日の下校中誤って新大久保で下車し、コリアンタウンに迷い込んでしまう。そこで外国人に対するヘイトスピーチに出会い、言葉の暴力に嫌悪する。その後、新大久保に住む同級生の翔と知り合い、仲良くなるにつれて、国境を越えた人としての付き合いや、噂に左右される人の気持ち等について思いを巡らせていく。 領土問題に端を発するヘイトスピーチ 父親の失踪に伴うクラスメイトからの裏サイトへの悪質な書き込み 部活における厳しい年功序列への反発とそれに対する仕返し 失職して在宅の父に対して言った「家にいないでよ」の一言と、その後の父の失踪 名前も国籍もわからない母親への想いに迷わされる少年 …… 重いテーマが次々に投げかけられます。 が、登場人物の心の動きが、どうもわかり辛くてついて行けません。 例えば、翔に助けられた空良がなぜ怒ったのか? 父と母が愛し合った夫婦だったとわかった時になぜ翔が荒れたのか? 誰から見ても優しくて憧れの野上先輩が突然実は嫌な奴だったのはなぜなのか? なぜ空良の父は、娘に「家にいないで」と言われた直後失踪し、その後も連絡をしなかったのか? なぜ失踪している人が出国して、海外で働いていられるのか? 色々なことがつじつまが合わないまま物語だけが進んでいくような気がします。 急激に進んだグローバル化の反動なのか、世界的に内向きになっていると言われている現在。こんな題材が出てくるのは良いと思いますが、もう少し読み物としての完成度が欲しいところです。 中学生向きとされていますが、高学年で十分です。
投稿日:2017.12.07
mishuranman
もう少し大久保から新大久保、百人町あたりの独特の懐の深さが見えるとよかったのだけれど。この年ごろの人を使ってでは書きにくいのだろうなあ。
投稿日:2016.12.12
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