【感想】怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 ネット対応版 ネイティブも認めた画期的発音術

池谷裕二 / ブルーバックス
(6件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • りりーちゃん

    りりーちゃん

    目からウロコやった。。。本当に発音がカタカナで書いてあるんだけどそのとおりに言うと本当それっぽかった。え、すご。と思うのと同時に「どう聞こえたか」っていう自分のリスニング能力も試された気がした。これ書いてくれた人すごい観察力だと思う。神経研ぎ澄ましていこう。。。続きを読む

    投稿日:2023.07.21

  • atumi215

    atumi215

    具体的なフレーズの練習とともに、
    英語の雑学も入っているから面白く読み進められます。
    さすが、脳科学者!という感じ。
    法則もまとめられているので、書いてあるフレーズ以外の場所でも使えます。

    投稿日:2018.03.18

  • yasz

    yasz

    これは英語の発音に悩む日本人にとって、革命的とも思える本です。13個のカタカナ英語の法則を使って話すと、何度聞いても聞き取れなかった言葉が自分で話せていることに驚きました。ネイティブも認めた、画期的発音術、もっと早く出会っておきたかったですね~

    以下は気になったポイントです。

    ・一般に言葉を覚える能力はおよそ8歳、この年齢を過ぎると新しい言語を覚える能力は急速に低下する。9歳の壁と呼ばれる有名な脳の変化(p29)
    ・大人の場合、聞き分けるのは無理でも、発生の能力ならばうまく身につけられる可能性がある(p32)
    ・animalを「アニマル」と発音しても通じることはない、理由は、割り当てるカタカナが間違っているから、エネモウのほうが通じる(p34,35)
    ・Good morning、×グッドモーニング、〇グッモーネン、完全に「エ」ではなく、すこし「イ」を混ぜて、訛った発音をするとよい(p43)
    ・Good afternoon、×グットアフターヌーン、〇グラフトヌーン、グラフ▲ヌーン(▲は一息飲む)でもよい(p44)
    ・Nice to meet you、×ナイストゥミートユー、〇ナイストミーチュ、toは「トゥー」ではなく、「ト」「タ」のような感じ(p47)
    ・I'm from Japan、xアイムフロムジャパン、〇アイムフルムジャペアン、He sounds Kansai=彼は関西弁を話す(p49)

    ・Just a little. ×ジャストアリトル、〇ジャスタリルウ、Thank you 〇テンキュ(p50,51)
    ・You are welcome 〇ユオウエウクム、Not at all 〇ナラローウ(p52,53)
    ・Can I have some water? 〇ケナイヘヴ スムウワラ(p92)
    ・Let him know 〇レリムノウ、消えやすい子音は順に、h>th>g>d、t>l(エル)>f、v>rとなる。消えにくい子音は、b、k、m、n、s(p109)
    ・法則1:最後のLは「ウ」、beautiful、〇ビューフォウ(p134)
    ・法則2:Aはエア、animal、〇エアネモウ(p136)
    ・法則3:IONはシュン、station、〇ステイシュン(p138)
    ・法則4:最後のTはッ、difficult、〇デフェカウッ(p141)
    ・法則5:Oはア、coffee、〇カーフィ(p144)
    ・法則6:Iはエ、business、〇ベゼネス(p146)
    ・法則7:Tはラ行、capital、〇ケアペロウ(p148)
    ・法則8:USはエス、August、〇オーゲスッ(p150)
    ・法則9:アーはウオア、bird、〇ブォアド(p152)
    ・法則10:最後のアーはオ、paper、〇ペイポ(p154)
    ・法則11:NTのTは消える、twenty、〇トゥウェニ(p156)
    ・法則12:WはダブルU、woman、〇ウウォムン(p158)
    ・法則13:タンは鼻づまり、important、〇エンポーッン(p160)
    ・補足1:エル(L)は舌を歯で噛む、Rは舌を口の中のどこにも触れない(p165)
    ・補足2:b日本語のバ行、v下唇を噛む(p168)
    ・補足3:f下唇を噛む、h日本語のハ行(p170)
    ・補足4:thタ行にして舌をかむ(p172)

    2018年1月3日作成
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    投稿日:2018.01.03

  • snow222

    snow222

    [図書館]
    読了:2017/2/14

    気づいたら一時間半経ってた…というくらい面白くスラスラと読めた。
    「法則編」「理論編」が一番面白かった。法則編が最初にあった方が良かったんじゃないかなぁ…。とっつきやすさからすると。


    怖いくらい通じるカタカナ英語

    p. 146 英米人は「イ」の発音ができない。[i]の音は日本語で言う「エ」に近くなる。
    → これは実感する。

    p. 172 the を「ダ」と表記している非英語圏の国もある。

    p. 178 生後2〜5日の赤ちゃんでも母国語に対する左脳の反応がほかと異なっていた。この実験データを説明する仮説の1つとして「生まれる前から子宮の中で外界に飛び交う言葉を聞いていた」という可能性が考えられる。

    p. 180 バイリンガルたちが2つの言語をどのように扱っているかは「同一回路説」と「独立回路説」があるが、独立回路説がどちらかというと優勢。脳損傷で失語症になった場合、一方の言語だけが障害を受けたり、2つの言語の回復スピードが異なるケースが報告されている。

    p. 182 日本人が英語の文章を読んでいる時とアメリカ人が英語の文章を読んでいる時で脳の働きを比較する。予想としては、同じ英語回路が働くはず。ところが実際には日本人は英語を読んでいても日本語を読んでいる時と似た脳活動をしている。英語を使っていてもつい日本語に置き換えて考えてしまう人はこの状態になっていると思われる。

    p. 190 再帰は言語ならではの表現方法である。どんなに訓練してもサルには再帰はできない。(略)「花子ちゃんは太郎くんが人形をクローゼットに移したことを知らない」再帰構造は「他者の視点に立って物事を考える」ことの基礎になっている。
    自己言及するためにも再帰が必要。「私は彼氏が私を嫌いだと感じている」。再起の形式を踏むことで、他人の目で自分を眺めることが可能になるわけです。
    →こんな視点で考えたことなかったけど確かにそうだ。すごい。

    p. 194 目で見て覚えるよりも、手で書いた方が記憶としてよく定着することは誰しもが経験しているはず。手で書く方が労力が多いからである。同様に、何度も繰り返し読む(再読)よりも、何度もテストを解く(想起)方がよく定着する。想起の方が負荷が高いからである。
    →えええーっ、そうなの知らなかった。社会人になってから楽な方に逃げちゃってるなぁ…

    p. 196 大切な箇所に線を引く、付箋を貼る、テキストを書き写す、まとめを見直す…こうした方法は受け身の勉強なので、理解を深める効果はありません。むしろ、その場ですぐに思い出すことができると、あとでまた思い出せると感じてしまうため逆効果です。

    p. 198 即効性はブロック学習法の方が高かった。参加者にも「よく理解できた」「記憶に残りそう」と高評価だった。交互学習法(1問ずつバラバラに違う種類の問題を解く)は、当人の感覚としては苦労や面倒が多く、情報も混乱しがちなため満足度は低い。しかし長期的に見れば交互学習法の方が習得率は高くなる。訓練1週間後のテストではブロック学習法のグループは平均20点、交互学習法のグループは平均63点と3倍もの差がついた。

    p. 30 一卵性双生児を用いた慎重な調査から、語学力の70〜80%は遺伝で決まっていることが分かっている。
    →デデ〜ン…(´・ω・`)

    p. 134 「最後のLはウ」の法則。はっきりと「ウ」と言い切らずに軽く口をウの形にするだけで十分。その「ウ」に引きずられて「l」の直前の母音は自然と「オ」になります。
    →だから「ビューレフォウ」「エアネモウ」「ナシャノウ」なんだな。

    -----
    2017/3/2追記
    この本の「カタカナ英語」でSiriに話しかけるとほぼ100%いけた。すげ…。
    Do you → ジュ
    Do you mind if I... → ジュマンディファイ
    あたりが「いまいち英語になり切れない」自分のブレイクスルーだった。
    続きを読む

    投稿日:2017.02.14

  • きゃしー

    きゃしー

    献本でいただきました。ありがとうございます。

    日本人は英語が話せないと言われるが、多少文法がおかしくても相手は補って聞いてくれる、むしろ「発音が下手=英語が話せない」と思われるという話にはなるほどと思った。

    カタカナ英語が悪いわけではなくて、当てはめるカタカナが違っているという話。変に英語っぽく発音しようとせずにそのまま書いてある通りのカタカナで発音すればいいと書いてあるが、長い文章になればなるほど言うのが難しい(笑)
    ただ「oはアと発音する」とか、単語ベースで発音を改善できる法則がたくさん紹介されているので非常に参考になると思う。

    あとはやはり開き直りが大事という話。日本人なのだからネイティブ並みの発音ができないのは仕方がない。でもこの本に載っている本当の英語に近い発音を覚えることで英語が通じるという喜びを味わうことができるし、それがさらに英語を勉強しようというモチベーションにつながるのではないかと思う。
    続きを読む

    投稿日:2016.10.29

  • 講談社ブルーバックス

    講談社ブルーバックス

    【ブクログ通信】ネイティブも認めた画期的発音術!池谷裕二『怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 ネット対応版』5名様へ【10月25日(火)まで】
    https://hon.booklog.jp/present/katakana-eigo-20161019

    すでに日本語の音にカスタマイズされてしまった私たち大人の脳にとって、残念ながらネイティブ発音の習得は至難の業。脳科学者である著者も米国留学時代に発音で苦しみ、試行錯誤の末にたどり着いたのが、まったく新しい「英語→カタカナ変換」の法則だった。
    脳のしくみに着目し、もっとも合理的にネイティブ発音に近づく画期的方法を紹介!

    テイケリーズィ Take it easy.(気楽にね)
    イゼリナフ? It that enough?(それで足りる?)
    で本当に通じる!

    ★「Aはエア」の法則
    例 and ×アンド ○エアン
    ★「Tはラ行」の法則
    例 security ×セキュリティ ○セキュレレ
    ★「Oはア」の法則
    例 coffee ×コーヒー ○カーフィ

    など全13法則を用いると、英語の発音が劇的に変わる!

    Not at all. ナラローウ
    Say it agein. セイーラゲイン
    How about shopping? ハバウシャペン?
    What do yo think about it? ワルユーテンカバウレッ?
    『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』などのベストセラー作家にして気鋭の脳科学者でもある著者が見出した「13の発音法則」と応用文例を紹介。カタカナ発音が通じる快感をぜひ体験してください。今回ネット対応版としてスマホでも音声が聴けます!カタカナ&ネイティブ発音、本書収録の例文・単語の音声は専用サイトで比べて実感!
    続きを読む

    投稿日:2016.10.19

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