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永菜葉一, するば / 富士見L文庫 (3件のレビュー)
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総合評価:
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りんご花
このレビューはネタバレを含みます
お化けが出る駅で、人とあやかしの再会を手助けする事になった優太くん。 短くてすぐ読み終えてしまいましたが、続きがあってもいいなと思うくらい優しい話でした。 最初こそ優太くんは色々馴染めず、誰にも悩みを相談出来ずでしたが、駅でのお手伝いをして少し成長したようで微笑ましいです。 この駅を利用している間だけなので、いつかは別れが来るのでしょうが、ずっとこのままであってほしいです。
投稿日:2021.10.15
永杜
離婚して、母親の故郷へと転校した。 使うのは自分と母親だけやもしれない、という駅から 脅しが聞こえればびっくり、です。 穏やかな駅長、わらわらと出てくる妖怪 唯一の人間は売店のおばあさんだけ。 遊…んでくれるというか、遊ばれる主人公と 見守る大人もいるので、過ごしやすいかも? 子供は子供同士で放りこまねば、どう対処すべきか 考える頭がなくなりそう、ですが。 飼い主と飼い犬と。 約束をした先生と生徒と。 じんわりとした気分にはさせてくれますが 最大の謎、片親は? は解けずに終了。 ヒント下さい! でした。続きを読む
投稿日:2021.10.07
ととき。
主人公は小学5年生の高梨優太。 母子家庭で、親戚も無い。 秋のある日突然引っ越すことになった、母の実家。 今回初めて、そこが母の実家であることを知った。 群馬県横川駅から少し歩いて別の駅から一両編成の電車に乗った。…こんな電車って、本当にあるんですか? ブザーを押して降りるのを知らせて小竹ノ駅で降りる。母の子供のころからすでに利用者のほとんどいない駅。…この駅はそりゃ創作でしょうが、ブザーで停車してもらう電車ってあるんですか? とにかく、そんな田舎の駅を中心に起きる、人と妖の不思議で優しい出来事を通じ、成長する男の子のお話。 児童書の文庫化なのかと思ったのだけれど、この作者さんのほかの本の表紙とか見てると、この本だけ、異色なんだろうか。まあ、いいお話です。
投稿日:2019.06.28
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