【感想】「ユマニチュード」という革命

イヴ・ジネスト, ロゼット・マレスコッティ, 本田美和子 / 誠文堂新光社
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
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ブクログレビュー

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  • のぶおさまのすけ

    のぶおさまのすけ

    ユマニチュードのマインドは医療福祉に従事する人は持っておくべきだけど、このマインドだけで医療福祉に関わっていくことは危険だと思います。
    ユマニチュードを構成する一つ一つから何を実践すべきかどうかを他の思想や科学的根拠をベースに吟味していくことが必要だと感じました。
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    投稿日:2024.01.26

  • もゆ。

    もゆ。

    このレビューはネタバレを含みます

    ユマニチュードを病院で実践して実際に患者を歩かせた次の日にその患者歩けると思い込み転倒しているなんてことがあったから正直懐疑的だった。
    実際本を読んでこれからの施設の課題や性に関してなど視野が広がることも多く学べるところはあったと思う。ただ色々やはり引っかかる部分もあって、施設に入ったときの失うものについてとかまずそのレベルだったら施設の選択とか介護の選択方法が間違えている気がするし例えが極端すぎて過激に感じる。他も書かれていることはとても良いことに聞こえるけど、実際に実行するとなると精神的に良くても身体的に患者の不利益につながるのではと思うことや介護側の負担が多すぎて潰れる人が増えそうだなと感じることも多かった。

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    投稿日:2024.01.16

  • prigt23

    prigt23

    ダマシオ『デカルトの誤り』からヒントを得たユマニチュードというアプローチについての解説書。

    認知症における「認知」の書籍にもかかわらず見当識などにはほとんど触れることなく「人に対しての認知」という社会的な認知を中心とした、新しい(そしておそらく正しい)アプローチを解説する入門書。

    「恐れ」という「感じ」の取り扱いについての記述とアプローチが素晴らしい。まず「何を恐れているのか」というあたりをきちんと理解していない状態にあることに問題があることや「人間とは何か」という問いへの思考が必要であることなどを説く。

    かなり突っ込んだ内容ながら下らないケア本のような自己満足的な胡散臭さはない。「コレは違う」という感じがしないので読みやすく感動的。
    あと、ダマシオの『デカルトの誤り』は読んだ気になってたのだけど、よく調べたら読んだのは『よみがえるスピノザ』の方だった。うーんタイトル似てると思ったけど全然似てないよな。
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    投稿日:2020.10.27

  • kamitako

    kamitako

    4年前に読んだが研修デザインのインプットとして再読。欲求段階説をここまでこき下ろしていたっけ? すっかり忘れてた。この考え方に至るまで歴史的背景と著者らの実践、人間をどう理解、認識するかなど、わかりやすく述べられている。医療・介護従事者は読んでおいて損はない一冊。続きを読む

    投稿日:2020.08.04

  • sumslibrary

    sumslibrary

    URL:https://mol.medicalonline.jp/library/ebooks/detail/?id=4450

    *学外からは「学認」をご利用ください(利用方法↓)
    http://www.shiga-med.ac.jp/library/support/manual/gakunin_mol.pdf続きを読む

    投稿日:2020.06.28

  • 龝

    素晴らしい本だった。
    わかりやすい哲学書のようなものだ。
    みんなに読んでもらいたい。特に、介護士や、医師、看護師、医療従事者。

    2017.3.7.

    投稿日:2017.03.07

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