【感想】蠅男

海野十三, 日下三蔵 / 東京創元社
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • hushhushd

    hushhushd

    ちょっとSF混じりのミステリーという風で。しかし、蝿男がそうだったのだけど、海野十三のレトロっぽいSF感はどうも受け入れにくいものがある。

    投稿日:2016.11.26

  • toca

    toca

    名探偵帆村荘六ものの長編『蝿男』に短編4本を収録。昨年刊行された傑作選が好評だったので、続編が出ることになったらしい。もう1冊も決まっているので楽しみだ。
    本書収録の長編『蝿男』は古き良き気配が漂う『名探偵vs怪人』もの。定番のシチュエーションながら、怪人『蝿男』の造形がSFも数多く残した海野十三らしい。
    短編では『千早館の迷路』が一番好みだった。SF色は薄く、すっきり纏まっていると思う。コミカルなタッチで帆村荘六が右往左往する様を描いた『暗号数字』のテンポの良さも捨てがたい。
    続きを読む

    投稿日:2016.10.13

  • Pukasan

    Pukasan

    『蠅男』作品の構図は怪人vs名探偵なので、いわゆる明智と二十面相のアレと似てる感じなんだけど、SF畑も範疇の海野十三ならではの展開で面白いですね。
    『暗号数字』『千早館の迷路』、短めのショートショート風味の『街の探偵』『断層顔』とどれも楽しめました。今読むとレトロなSFチックなところ、それが良い。続きを読む

    投稿日:2016.10.10

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