0
福田和代 / 祥伝社文庫 (5件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
keisk0915
防衛省に設置された“サイバー防衛隊”の天才ハッカー明神海斗が、日本全国の工場で起きた原因不明の稼働率低下の真相解明に努める中、通信網の障害等を皮切りに更なる緊迫した事態に巻き込まれていくサイバー戦争小…説。 専門用語が多いが、テンポ良く緊張感溢れる展開が描かれているため、漠然とではあるもののヤバそうな状況を想像でき、楽しく読み進めることが出来た。 サイバー攻撃がこれ程社会を混乱させるのかと驚きつつ、もっとセキュリティの勉強をしようと思った。続きを読む
投稿日:2022.08.01
teshiigogo
既に現代社会の中で起こっているサイバーテロを戦争という国家間の争いの手法とした本作は、既視感を持って読者に迫ってくる。鉄道や自動車特に自動運転化された後の世界ではサイバー攻撃により身近な交通機関が住民…を攻撃する武器になりうるし、原子力発電のみならず様々な施設を制御不能にすることが可能になることを本書は取り上げ、小説とすることで啓発している。なかなかの秀作続きを読む
投稿日:2019.03.29
machinobu
防衛省サイバー防衛隊に所属する凄腕のハッカー、明神海斗の戦い。 専門用語がふんだんに出てくる本書ですが、そのリアリティは、ノンフィクションと思うばかり。 「簡体字ね。」 この言葉が、著者の豊富な知識…の表れと言えますし、解説でも福森様が、言及されておりました。 決して絵空事では無い、リアルなストーリーに、ハラハラドキドキの場面が続きます。 ぜひ、続編を。 続きを読む
投稿日:2017.06.16
seasideparadise
サイバーテロというよりも、それを超えた国家間に関わる「サイバー戦争」の話。ネットワークのセキュリティーがどーのとかサーバとかIPとか専門用語ばりばりなので、そのあたりのことが苦手だったりするととっつき…にくいかも。一応会社でシロウトながらもネットワーク管理者なのでなんとか話についていけたというか。職場でも少し前にネットワークの脆弱性とかウィルスとかの問題が起きたり対策が、とかやっていたので、フィクションとは言え実際に身近に起こりそうでゾッとする。続きを読む
投稿日:2015.10.01
mui-mui
サイバー戦争を扱った長編です。外連味のない表現で派手さはないものの、DDoSなどのある意味日常的な攻撃から、サイバー戦争と呼べるような状態にまで、いかに些細な切っ掛けで移行してしまうか、その当たりは非…常にリアルです。続きを読む
投稿日:2015.07.28
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。