【感想】野心のすすめ

林真理子 / 講談社現代新書
(426件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
46
154
139
24
8

ブクログレビュー

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  • 漆黒のももん

    漆黒のももん

    ◯一言で言うなら
    「とっとと行動しろ」
    これに尽きます。

    ◯日大理事長として
    彼女は名ばかり理事長だったかもしれません。前田中理事長の負の遺産は取り除けたでしょうか。
    現在はYouTubeもやられているようで、、、
    この物語で言うなら「お金」の面では彼女は一流ですが、仕事の高潔さの面では褒められたものではないでしょう。

    この本に書いている事は立派ですよ。
    行動が伴っていないので説得力がない所が素晴らしいと思います。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.25

  • さってぃ

    さってぃ

    新規まき直し、きっと今の自分はまき直し始めたところだなと思う。このまま読書の習慣をつけてより強く生きたいと思った

    投稿日:2024.02.11

  • むらしぃ

    むらしぃ

    欲を出することは恥ずかしいことじゃないと思える本

    ヤザワのなりあがりとかにも通ずるものがあると思う。

    投稿日:2024.01.31

  • さくら

    さくら

    働く女性のバイブルを再読。10年近く前に読んだ本なのに、ほとんど内容を覚えている自分にびっくりした。それほど心に響いた一冊。

    若い時の惨めな思いは買ってでもしろというのは名言。たしかに、惨めな経験が健全な野心に繋がることはよくある話。

    一流の人は一流で群れ、三流は三流で群れる。そこで交わることはない。二流は唯一両者を行ったり来たりできる。著者はこれを飛行機の座席に例える。エコノミーの席しか知らない人はファーストクラスの世界を知らない。ビジネスクラスの人はファーストの席を垣間見ることができる。
    これは人生でも同じことが起きている。三流は二流と交わる機会を積極的にもったり、二流に駆け上がる野心や努力をしないと、一流の世界を垣間見ることさえ出来ないままに人生を終える。

    最近の若い人は貯金ばかりして背伸びした贅沢をしない。あまりにも浪費家であることは問題だが、たまには自分のために贅沢をしたりすることは必要。そうして投資したお金はなんといっても会話の面白さ、幅の広さに表れる。

    何をやってもうまくいかない、閉塞状況の時は職場、学校、住む場所など、自分の置かれている環境をガラッと変える新規巻き直しがオススメ。

    若かりし頃にどんなに仲の良かった友達でも歳をとるごとに経済格差は開いていき、やがて友情を引き裂く。

    自分は特別な人間だという自信と、自分は普通の人間だという謙虚さを併せ持つことが大切。

    今では作家として文化人として右に出る者はいないぐらいの圧倒的な地位を手にした林真理子さんにも当たり前だけど苦節の時があり、虐められもしたし、たくさん貶されもした時代があった。
    そんな時、このままじゃ終わらないとバネにしてきたのが野心。

    エッセイを書く人と認識していたけど、たくさんの小説を書いていて賞もたくさん受賞しているというから驚いた。
    申し訳ないけど、エッセイが本業で小説は副業で書いているものとイメージしていた。

    人間が成長するのはなんといっても仕事。嫌なことも我慢して他人と折り合いをつけながら自己主張をしていくことはまさに仕事の本質。ずっとその試練に立ち向かい続けている人は人間としての強さも確実に身に付けていく。「子育てで人間的に成長した」と言うのは単なる自画自賛。

    世の中は理不尽なことで溢れていて、自分の思い通りになることはほとんどない。それは社会で働いていれば当然に身につくスキル。社会経験が長い人ほど子供が泣き止まないぐらいでうろたえたりはしない。
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    投稿日:2024.01.05

  • ざき

    ざき

    若いうちの惨めな思いは買ってでも味わえという文章に衝撃を受けた。苦労ではなくて…!?ただ、屈辱を野心の焚き付けの為に活用すべきというのはよく分かった。また、自分の器や会話の引き出しを拡げるためにお金を使いまくることが重要であることも学べた。これを実践しなければならないな。続きを読む

    投稿日:2023.12.05

  • 麺とパン

    麺とパン

    某大学の理事長を務めると知り、かなり大変そうな仕事をよく引き受けたと思い、また、有名人なものの著作は読んだことがなかったので手に取ってみた。

    エッセイたが、ビジネス分野の自己啓発書としても読めると感じた。

    チーズはどこへ消えた?のように、ビジネス書でも自分を変えるにはコンフォートゾーンから抜け出そうという話は定番だが、本書は教科書的な自己啓発本ではく、泥臭くリアルに感じられた。
    続きを読む

    投稿日:2023.09.16

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