【感想】絆

江上剛 / 講談社文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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ブクログレビュー

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  • りこば

    りこば

    絆に導かれる2人の男、彼等の嫉妬、確執による回り道
    実直な男とチカラを盾にする男、東野圭吾の殺人の門に出てくる主役2人
    とはまた違った因縁、切り離せない宿命の描写に夢中にさせられる

    バブルの酔狂から崩壊、銀行不倒神話の崩壊、メガバンク誕生など足元20年の出来事、特にUFJ(もちろん固有名詞は伏せ)関係のノンフィクションを、ストーリーの重要な部分でフィクションと絡めるあたりはさすが…頭取、大胆

    繊維業界と金融業界に身をおく2人の人間模様と、その業界ならではの時代背景とが上手くマッチした作品。
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    投稿日:2011.01.25

  • bashibashi

    bashibashi

    バブル当時の企業と銀行のやり取りを描いた作品で、金余り状態の銀行がどんどん企業へ融資をしていくがバブル崩壊後は一気に回収に走り、借りた側は返済できる状態では無くなっていて追い込まれていく経営者の苦しみ・倫理観無き銀行・その中で複雑に絡み合った人間関係。
    この本を読んで感じたのは、企業倫理は非情に大切なものだと感じた。正しい事を行い収益を得ていき、それが評価される世の中であって欲しいが。
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    投稿日:2010.02.07

  • anezakiman

    anezakiman

    戦後の中小企業の熱いドラマ、的な帯に魅かれて読む。筆者得意の銀行の内部を描きながらの企業物。まあまあであった。

    投稿日:2009.11.08

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