【感想】知の巨人 荻生徂徠伝

佐藤雅美 / 角川文庫
(1件のレビュー)

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  • 「おやっさん」

    「おやっさん」

    現代日本社会にとって重要な時代の積み重ねである江戸時代をつまらないものであったというレッテル張りはJHQの仕業であるというのはバレバレであるが(笑)、江戸時代とは面白い時代であった。
    士農工商の厳しい身分制社会であったはずなのに、素浪人の子どもが学問の力だけで将軍のアドバイザーになれた。
    自分の知や学問を求めて、武士や商人が師を探し、旅を続ける。
    江戸時代の社会は、とってもダイナミックな社会であったのだ。
    一番最初のGHQの話に戻るが、未だに洗脳されている方々も居られるように感じる場合があるが、「江戸学」なるもののさらなる隆盛を望むものである。
    徂徠を中心に、綱吉、吉保、家重、吉宗、仁斎、白石などなど、人間関係がよくわかりその時代の雰囲気がよく理解できました。
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    投稿日:2018.04.21

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