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鈴木正朝, 高木浩光, 山本一郎 / 翔泳社 (10件のレビュー)
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mhsingapore
面白かった。以下キーワードにピンときた人にお勧めします。 「「共同利用」において削除は誰がするのだ?」「業界団体に参加してないほうが有利」「行動ターゲティング広告規制」「GPS情報は個人情報か?…」「医療クラウド」「個人特定性低減データ」「10年選手がいない弱み」「現時点でない、ってことは後々あるってことですよねえ」「データにしろ、サーバにしろ、データセンターにしろ、それから事業者にしろ、もう、海外 に出ていっちゃいますからね」「要はがんにならなそうな人にがん保険を売りたいわけですよね」 続編早く読みたい。続きを読む
投稿日:2015.11.25
hokkaido
首相官邸が主催する有識者会議である「パーソナルデータに関する検討会」構成員であり個人情報保護・プライバシー問題の学者である鈴木氏、電凸により数多の企業のコールセンターを恐れ上がらせてきた高木氏、某やほ…お社の「プライバシーフリーク」論争等ネット上の炎上事件の解説には定評のある山本氏の3氏が、個人情報保護・プライバシー問題について自由に語った鼎談「プライバシーフリークカフェ」の模様をまとめた一冊。 自由な議論ではありながら、個人情報に関して勘違いしやすい問題(代表例は、氏名や住所等を削除すれば個人情報ではない、というもの)や、JR東日本/日立製作所によるSuicaデータ販売問題、ベネッセの名簿流出事件に見る裏名簿屋の存在など、広範な問題がまとめられている。 重要な指摘と感じたのは、Googleに対する訴訟など個人情報の扱いについて極めてセンシティブなEUが、今後、自動運転等で今後様々なパーソナルデータを扱うことになるであろう日本の自動車業界にターゲットを向けてくるのではないかというリスクと、それに対して日本の産業界が無自覚なのではないか、というもの。日本におけるパーソナルデータに関する議論についての産業界の指摘が主に某やほお社などの国内でのビジネスが主のネット系企業が中心になっている点について、経団連等の産業界が無自覚なのではないかという点について警鐘を鳴らしている。今後のプライバシーフリークお三方の活動にも期待。続きを読む
投稿日:2015.10.11
一K
個人情報保護法の問題点について、縦横無尽に語り合った本。ただし内容はとても細かく、なおかつ深い。話題に上っている内容をきちんとフォローしようと思うと、脚注からさらに記載されているwebページに飛ばなけ…ればならず、かなり大変。 ただ、著者(話者?)が興味深いエピソードを交えていて、語り口そのままで書かれているので、脚注など飛ばして読むのもライブ感があって面白いかも。 さて、改正成立しましたが、プライバシーフリークたちは次に何を語ってくれるのでしょうか。続きを読む
投稿日:2015.09.23
ヒラハラ
事業者として個人情報を扱う立場でもあるので読んでみた。CCCを云々する人たちは何が問題だと思ってるのか?をやっと理解できた。 ビッグデータだ、個人情報の活用だ、規制なんてもってほか!なんていうのがいか…に危険か。 鈴木正朝さんのあとがきが論点まとまってて参考になる。続きを読む
投稿日:2015.07.02
koyomi
三人による対談形式の口語体で書かれているので読みにくい。 内容は別として、口語体で書かれている影響も あるかもしれないが、全体として品がない印象を受けた。 専門知識は豊富なようだが、品格が感じられずに…残念。続きを読む
投稿日:2015.06.24
oreoreotoko
会話形式といっても、もう少しまとめようがあるだろうって思う。「ええ、ええ」「ああ」とかいう相槌とか、そんないらん。それに、文脈があるのかないのか、ちょっと追うのがむずかしく、頭に残らないのだな。
投稿日:2015.04.15
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