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麻見和史 / 講談社文庫 (28件のレビュー)
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総合評価:
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mizuki
このレビューはネタバレを含みます
警視庁捜査一課十一係シリーズ第5弾。 顔のない死体がホームレスによって発見され、そこから連続殺人が幕をあげる。 薬品による遺体を焼く残酷な手口。 体には謎の数字。 舌や指を切り取り、持ち去る意味とは。 今までのシリーズから 絶対に登場人物に犯人がいるはずなのに、最後の最後まで真相は読めなかった。 そりゃ、読めないわー。な展開。 医者も怪しい、消防関係者も怪しい。読めば読むほどみんな怪しく見えてきて 完全に作者の思うツボ。 シリーズの中で上位に入る面白さだった。 今のとこ順位はシリーズ番号5.4.1.3.2の順かなー。 個人的な意見だけど。
投稿日:2024.01.21
りゅうちゃん
如月塔子巡査と鷹野警部補と徳重巡査部長らは、顔と両腕を損傷された遺体の捜査を始める。遺体の腹に記載された数字。遺体の頭部や腕になぜ硫酸をかけたのか。第2の事件が発生して、またも遺体の頭部などに硫酸をか…けられ、腹部には数字が記載されていた。真相は何なのか。次々と起こる連続殺人に警察内部の葛藤も描きながら如月巡査は同僚と共に真相に近づいていきます。正義感の強い如月巡査とカメラ好きの鷹野警部補の掛け合いが微笑ましいです。2023年1月17日読了。続きを読む
投稿日:2024.01.17
橘
シリーズ5作目。今回も面白かったです。 前4作と違って、犯人視点の部が挿まれないなぁと思ってたら、メインの件はこっちだったんだ…と。 63だけ違うんだろうな…とは漠然と思っていたけど、手代木管理官には申し訳ないが自首して良かったです。 如月さんがよく話しかけられてるの、鷹野主任とバディだからというのもあるんだろうな。一般市民としてはこのふたりだったら、大きくて威圧感あるザ・刑事な鷹野主任よりは親しみやすい如月さんに話しかけます。 如月さんに「再犯させず、ここで犯罪の連鎖を断ち切る」という目標が出来ました。続きも読みます。 …ドラマ、神谷課長が段田安則さん、手代木管理官が勝村政信さんだったんだ。 上司は早瀬係長の渡辺いっけいさんしかちゃんと覚えてなかったから、出演されてたのは薄っすら覚えてたけどてっきり逆だと思っていた。言われて思い返してみれば、確かに木村さんにちょいちょい話しかけてきてたの段田さんだった。 門脇先輩は平幹大さんが演じてらしたので、出演され続けてたら勝村さんとガンガン喧嘩してたんだろうか。それもちょっと観たかったです。
投稿日:2023.07.30
よしひさ
単純な猟奇殺人事件ではないだろうと読み始めたが、予想のはるか上をゆく展開。伏線もあり、ドラマ化も想像される。面白かった。
投稿日:2023.05.09
bera5227
シリーズ5作目で単純に面白かった。今作は今までとは違い、犯人の顔というか気配が終盤まで感じられなかった点が新鮮で良かった。そしてメインで追っていた犯罪を飲み込んでいく展開に驚かされるとともにとても惹き…つけられるものがあった。 また、鷹野に美味しいところを持っていかれてしまったが、塔子の刑事としての成長を強く感じた作品になった。続きを読む
投稿日:2022.12.21
DEVIIII
シリーズ5作目。 古い団地の空き部屋で顔の無い遺体が発見される。 薬品による爛れで表情がわからなくなっている。 腹部には27と数字が書かれている。 同様の手口で4件殺人。 そのうち1件は模倣で心臓移植を望む娘にドナーを送りたい医者の父親。
投稿日:2022.09.27
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