【感想】ひとりでも生きられる

瀬戸内寂聴 / 集英社文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • コギー

    コギー

    初出は1973(昭和48)年刊行ということで、なんと50年も前。まだ瀬戸内が得度(出家)する前だったので、その当時はもちろん瀬戸内晴美という名前。1978(昭和53)年、集英社文庫。2014(平成26)年改訂(新たに「寂聴人生相談」加筆)。
    令和になり、瀬戸内自身も亡くなって2年になろうとするが、今なお胸に響く。
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    投稿日:2023.10.08

  • らむきー

    らむきー

    女性の気持ちはよく分からないが、人生相談の回答は的確で、参考になった。
    相手のいる人を好きになったら、奪えばいいというアドバイスには、瀬戸内らしいなぁと苦笑いしてしまったが。。。

    投稿日:2023.07.28

  • なつお

    なつお

    男と女はフィフティ・フィフティ
    矛盾するかもしれないが、自分よりもっとステキな人間はいくらでもいる、私を選んでなんかくれるのだろうかと自分を相手より下に考えている部分と、私みたいな人間を好きになってくれるような人間は彼くらいしかいないとどこか彼を下に見ている部分と、そんな風に上とか下とかで比較する、優劣をつける、そこから間違っていたと思う


    ◆16章
    ・真砂ほどもある無数の男の中から、ただひとりを一度で選ぶなんて全知全能の人間でもないかぎり、宝くじを引き当てるより可能性の少ないことである。

    ・女は自分の選んだときに子供を作ればいいので、母親になる前に最もはげしく、或いは最も強く消費しつくす自由を行使すべき(「二十台の時に子供を持てば、女性の体は変わってしまう。三十歳ではそのまま保持される。そして四十歳でならば子供を持つと若がえる」レオン・ブルム)

    ・本当に解放された女は、人間が決して、他からは充たされないこと、自分の愛などという力が他を決して充たしきりはしないことを識っている。
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    投稿日:2021.03.06

  • norihon

    norihon

    寂聴さんの広く深い人生観を期待したが、ほとんどが男女の出会いによる恋を肯定する話で、期待とは違った。96ページで中断。

    投稿日:2019.10.15

  • cherietmoi

    cherietmoi

    姉、推薦書。寂聴さん頑張るなあ。92歳でも私でも「このおばあちゃんカリスマだな」と思わせるこのパワフルさ。前、テレビでとてもおいしいお肉を毎日食べてるってみて、そのことが頭を離れない。

    投稿日:2015.04.29

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