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桜井亜美 / 幻冬舎文庫 (21件のレビュー)
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彩波(いろは)
このレビューはネタバレを含みます
事故で亡くなってしまった少年が、体の大部分を機械に入れ替えられ、「再生」されてしまう……という、設定だけ見れば、ちょっぴりSFチックな話(苦笑) でも、中身はちっともSFっぽくはなくて、ものすごくヒューマンドラマ。 体の中身はほとんど機械だけど……きっと、風道は誰よりも人間っぽい気がします。 好きな恋人との別れを惜しんで……。 妹とを大事にしてて……。 きっと誰よりも人間っぽい。 風道の両親よりも誰よりも。 でも……風道の両親も誰も彼も、あれもあれで人間だからこその、弱さなのかしら……? よくわからない。 ただ、これだけは言えるのはきっと。 どこもかしこも機械だらけの風道だったけれど……。 彼は確かに人間だった……ということ。
投稿日:2014.02.06
amatsusaeko
juri編とセットだけれども、こちらの方が一種SFっぽくて読みやすかった。 ぽいだけでアラはいろいろあるけれど。 どちらも子供時代がキーポイントなんだろうなぁ。 若い思考を書くのはうまいんだろうと思…った。 続けて数冊読むとちょっと若さ酔いをおこす作家さんかもしれん。続きを読む
投稿日:2011.06.22
星影
カゼミチ視点。物語の核心が描かれてるので、Juri編を先に読んでからだと徐々に真相が分かってきて非常に面白い。SFチックなのに妙にリアルに感じるのは、感情移入してしまっているからなのか…桜井亜美作品で…も逸材。続きを読む
投稿日:2010.12.28
27
友達に「本当に泣けるから!すばらしいから!」と薦められたものの・・・。この作品から桜井亜美をガンガン読みましたが、どれも駄目だったわ。 「繊細なアタシ」が好きなんですね。「誰にもなれないアタシ」が好き…なんですね。 自分が嫌いな振りして自己愛強すぎるんだよコンチクショー。続きを読む
投稿日:2010.07.07
woaini
Kazemichi→Juri→Juri→Kazemichiの順番で二度目を読みました やっぱりJuriの方がすき Kazemichiでは全体を通してジュリへの想いが描かれているのに、 浮気なんてしな…いでほしかった ましてJuriを読めばジュリの一途さや、 どれだけカゼミチのことを想っているかがわかるから、 kazemichiでのカゼミチの裏切りはほんとに悲しい それにしても… どうしても読んでいる間、頭の中に浮かぶカゼミチの姿は小林俊になる続きを読む
投稿日:2010.06.02
hijiri-fuga
大きな怪我の直後に読んだこともあって、より心に残った。 現実離れした設定だろうけれど、だからこそ純粋に「読み物」として読めるかもしれない。 自分に置き換えるのはちょっと辛い。 読み終えたら即『jur…i』を読むことをオススメしたい。続きを読む
投稿日:2009.11.09
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