【感想】八王子七色面妖館密室不可能殺人

倉阪鬼一郎 / 講談社ノベルス
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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ブクログレビュー

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  • りーり

    りーり

    このレビューはネタバレを含みます

    八王子七色面妖館――
     東京都の西に位置するこの館で密室連続殺人が・・・、犯人の使ったトリックは?面妖館の正体は? そしてこの作品の書かれた理由は?

     もうバカミスであることを隠す気はないようです。 過去作より課せられたハードルは大きいですが、結構な無茶苦茶をして飛び越えていきました。 相変わらずストーリーは明確な意味を持っていますね、トリックがぶっ飛んでますけど。 
     
    外のトリックはバレるから、中にいっぱい入れちゃおう!! 
     同一行のギミックは相当難しいと思うんですけどね、懲りることを知らないのかこの作者・・・。
     作中の探偵の件、仕掛けが続いてるからお前も仕掛けの一部なんだ!! の論理は大好き。 流石に過去作と重なる部分が多くてマンネリ感は否めないですけど、作中作が書かれた理由もしっかりあったし、十分バカもやってるし、既存ファンにも初めてのバカミスの方にも通用する作品にはなってると思います。

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    投稿日:2024.03.19

  • nightmare5296

    nightmare5296

    今回もまた執拗に穿たれた文字たちと脱力の真相。
    早く脱力したくてページを繰る手が止まらんのよな。
    異常な館に名探偵まで登場して盛大にミステリーを弔ったのだろうか。
    ひっそりと芽生える寂寞の思い。
    書き続けて!倉阪さん!!!

    毎度またかーとなる仕掛けがもはや実家のように安心しちゃうこの謎の馴染み具合。
    メタミステリの極地はここなのか??ここは何処だ??
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    投稿日:2020.08.11

  • shallow

    shallow

    相変わらずのお疲れ様バカミス。
    でも読まずにいられない・・・・・・・。
    パワー不足は否めないが、著者近影の努力(?)も
    含めて評価します。次作にも超期待。

    投稿日:2014.02.20

  • Pukasan

    Pukasan

    今回も恒例のアレとかアレとか、ホント、どうやって作ってるのかと(いや、書いてる、か…)不思議になるほどのアレっぷりでしたね。
    エピローグの今回のテイストも嫌いじゃない。著者近影サイコー。

    投稿日:2013.11.15

  • ao-neko

    ao-neko

    バカミスシリーズ。今回も登場するとにかく変で違和感ありまくりの「七色面妖館」。そこで起こる不可思議な殺人事件の数々。その真相やいかに!?
    今回の仕掛けの何割かは分かったかな。だけど例により凝らされたあの趣向……すべて探し出せる人はいないかなあ。不自然だな、と思える部分はあったけれど、それを拾い上げていくのは困難。これは素直に謎解きを読んで驚きたいなあ。
    ……え? あの著者近影もヒントだったの?(笑)
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    投稿日:2013.10.19

  • no73m

    no73m

    これを読まなきゃ秋が来ない。年に一度のクラニーのバカミス。お約束の脱力系ネタやその手間隙は感動的ですらある。いやはやお疲れさまでした。

    投稿日:2013.09.12

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