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江波戸哲夫 / 角川文庫 (2件のレビュー)
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総合評価:
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ketsumakuen
このレビューはネタバレを含みます
97年山一証券の自主廃業を取り上げた作品。なぜ山一が破綻したか?というところより、破綻した山一が最後に開かざるを得なかった株主総会の経緯とそのときの様子がリアルに描かれている。会社の解散とか商法とか、法律や金融用語が多いので、そこは流し読みするしかないけど、あらすじはなんとなくわかった。 会社が倒産するときって、結局、舵取りできなかった経営者が一番悪いけど、さんざん現場だって儲けてきたんだから、みんな文句いうなよ、、、とも正直思った。
投稿日:2013.02.01
t-hakoda
1997年日本の巨大証券会社が倒れた。 バブルの負債を背負って会社が倒れる時、そこには残された社員の戦いがあった。倒産後の自身の進退も決まらぬまま、株主を説得し、関連企業を回り、自主廃業を遂行しよう…とする総務部長ら幹部。世間の冷たい視線と脅迫に曝されながら、彼らはことを進めていく。 会社を潰したのは誰なのか? それを責めるでもなく、会社を葬るために突き進む男たちの姿がここにある。続きを読む
投稿日:2011.07.28
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