【感想】みなごろしのストラット-真田幸村異聞録-(1)【電子特別版】

西条真二 / ドラゴンコミックスエイジ
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
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ブクログレビュー

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  • 『黒犬』の優樹

    『黒犬』の優樹

    西条先生の、もう一つの最新作は、歴史モノ・・・・・・正史じゃないっぽいけど、そこはそこで、捻くれ者な西条先生らしくて、アリだなw
    主役は、誰でもない、真田幸村!!
    西条先生、ブームに乗っかったか。でも、吹いている風に乗り遅れないってのも、漫画を描く人間には欠かせない能力。特に恥ずかしい事でもあるまい
    実際、真田幸村をメインにした、他の漫画の設定を丸パクリしてる訳じゃない
    さすがに、誰も描いてないだろ、一度、死んで蘇った真田幸村がメインの話は
    『常住戦陣!! ムシブギョー』には、人じゃない存在として復活した真田幸村は、確かに登場しているが、基本的に人間に敵意を剥き出しにしている悪役だった。とは言え、彼の最期の戦い、その敗北、そして、散り様は見事だった
    こちらの真田幸村も、人じゃない戦闘能力を有しているが、主君の秀頼の為に徳川家に力を貸している。性格と性質こそあれだが、武士としての矜持は、『常住戦陣!! ムシブギョー』の幸村と同じく失ってない
    美青年として描かれやすい武将なので、この作品でも、かなりイケメン
    ただ、やっぱりと言うべきか、戦い方は結構、えげつない
    グロい描写が相当に多いので苦手ない人は注意
    しかし、西条先生は残酷な描写だけで、読み手の度肝を抜く、安い漫画家じゃないって事だけは言わせてほしい
    ストーリーもちゃんと面白い!!
    よもや、真田幸村が敵対する対象が、薩長同盟とは・・・思いきったなぁ、西条先生
    また、西条先生の作品らしく、女の子がエロカワイイ
    サービスショットも満載なので、そこ目当てで読むのもアリっちゃアリだろう
    どの話もお勧めだが、やっぱ、vsザビエル戦の良い所で終わっている【第4話】は次巻への引きが巧く、「さすが、西条先生」と感じ入った
    この台詞を引用に選んだのは、若干、乱暴ではあるにしろ、決して、間違っているとも言いきれないな、と納得したので。穏便な話し合いで、平和的な結論を導き出せるに越した事はないのだが、世の中、そう簡単にゃいかないのだ。人間、自分を貫きたくて当然。ならば、いっそ、つまらぬ策など弄さず、真っ向から衝突し合って、徹底的にやった方が後腐れもなかろう。まぁ、さすがに、この方法は今の政治の世界じゃ使えないし、そもそも、正々堂々と戦う度胸のある政治家もいないだろうけどさ
    続きを読む

    投稿日:2016.04.05

  • 杉浦印字

    杉浦印字

    一読「大河」合わせでも何でもないと分かる突き抜けっぷり。戦国武将擬人化のような無茶なアレンジ、わざわざ生き返ったのにひどい命の軽さ。そこに伝奇の意外性がこちらは正統派に楽しい。あと女子キャラが不必要にかわいいのも作者らしい。続きを読む

    投稿日:2016.03.21

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