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加藤幸子 / 角川文庫 (4件のレビュー)
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総合評価:
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yatl
2012/10月 ジーンとともに、鳥の世界を不思議な目線で語る。梨木香歩さんの本で紹介されていた。 何の鳥だろうと想像しながら読んだが、にじとりとの幻の鳥あとがきでよんでビックリ。やはり不思議世界の住…人だ続きを読む
投稿日:2012.10.20
naka
『ジーンとともに』(新潮社)を改題・文庫化したものです(たぶん)。梨木香歩さんの解説エッセイがついています。
投稿日:2011.06.18
gin-nyannyan
小鳥の眼から世界を理解するという、ストーリー。 ジーンは遺伝子です。 卵の殻を破って、この世に生まれてくるのも ジーンの導きによって。 そしてひとりだちし、南へと渡る。 南の島で初めてオスと出会い…、交尾する。 命を燃やす激しいひととき・・・ 無事に卵をやどした小鳥は やがてまた北へと飛んで、卵を生む場所を作りはじめる。 すべてのエネルギーを使い果たすそのときまで ジーンは常によりそって一心同体だったのですが、 最後、小鳥が精魂尽き果てた瞬間、離れて行ってしまうのです。 ジーンの関心はもはや、次の命である卵に向かうんですよね。 それは小鳥も深く納得できることでした。 ジーンはずっと長いこと そうやって、過去から未来へと命をつないでいくものなのだから。続きを読む
投稿日:2010.02.16
ニセ人事課長
フゥ〜、何とか読了。 帯や今月のPHP誌上で梨木香歩が大絶賛なんだけど、私にはこの鳥が語る物語の良さが分かんなかったです。どっちかと言うともどかしいばかりで…。 まして冒頭続く24の掌編の連作は全く掴…むことが出来ず、こちらから読み出したからちっとも頁が進まず、危うく途中棄権の危機でした。 まあ、鳥ってあまり好きでないしね。「ジーンとともに」で描かれるニジドリというのは大変珍しい鳥のようで、人前には姿を現さず、不思議なことに13年に一度の周期でのみ姿が確認され、今年がその年に当たるらしい、というのは興味深い話ではあります。続きを読む
投稿日:2008.10.15
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