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Cuvie / ネメシス (1件のレビュー)
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総合評価:
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mieron
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表紙カバーで着物姿の女性。カバーを外すと・・・という仕掛けがあります。 怪談好きな岩松がサークルの友人川名と訪れた北関東山中の心霊スポット。深夜、道に迷って辿り着いた集落で、あやめとえんじゅという美しい姉妹と出会い、彼女らの家へ泊めてもらうことになった。 その大きな家で一泊した翌朝。家族のそろう食卓で「えんじゅという子はいない」と言い放たれてしまう。 この冒頭で興味を惹かれました。秘密だらけのあやめとえんじゅ、過去にいわくありげな川名。岩松だけは怖がりながらも自身の好奇心から積極的に動いて回る。 岩松の行動力が話を動かしているカンジかな。ただの訪問者だったのが村が丸ごと抱えた秘密らしきものに巻き込まれていき始めるといったところでしょうか。 次々と色々なことが起こるので一気に読めました。 途中出てくる双子らしきおばあさんがこわかった。 同時収録作は「ブラックウィドウ」。こちらもオカルト風味です。霊能者のおばさんが怖い。2巻に中編が掲載予定だとか。
投稿日:2012.08.06
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