【感想】赤崎水曜日郵便局

楠本智郎 / 単行本
(14件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • yumi

    yumi

    海の上に建つ旧赤崎小学校を写した写真がとても綺麗でした。
    知らない誰かの水曜日の物語が流れ着き、知らない誰かの元へ旅立つ洋上の赤崎水曜日郵便局。
    当時このプロジェクトを知っていたなら参加してみたかったな、と思いながらもどんな人のささやかな水曜日も、私に受け止めきれただろうかと思うと、こうして一冊の書籍になったものをつらつら読むのがよかったかもな、と思いました。続きを読む

    投稿日:2023.10.22

  • maomao

    maomao

    『「他人の日常」はこんなにもささやかで、こんなにも劇的』

    こちらは2013年6月~2016年3月「赤崎水曜日郵便局」に実際に届いた手紙。全国各地から届く「水曜日の物語」。
    この企画をもとにして生まれた森沢明夫著「水曜日の手紙」を読んで手に取った1冊。
    毎日少しずつ読み進めていました。
    8歳~91歳までが綴った数々の手紙のほんの一部。
    見開き右ページに直筆の手紙コピー。そして左側に読みやすく印字された本文。

    日本のどこかで自分と似たような思いをしてる人がいて、全然違う環境で暮らしている人もいて、数えきれないほどの他人の日常がある。
    正直、何の関係もない誰かのなんてことない手紙がこんなに心にじわりと沁みるなんて予想外。
    知らない誰かだから話せる。本音の言葉が綴られているから感じ入るものがあるんでしょうか。

    「手書きの手紙」から感じられる“温もり”や“味わい”を久しぶりに感じました。
    やっぱり良いものですね。「手書きの手紙」ならではの温もりや、便箋を選ぶ楽しみ、封を開ける楽しみなども久しぶりに思い出しました。
    続きを読む

    投稿日:2023.04.05

  • 四季子

    四季子

    森沢明夫さんの水曜日の手紙を読んで、その存在が本当にあった事を知りました。残念ながらもう参加出来ないけれども、、、と思っていたら実際の手紙を読むことが出来るこの本を手に出来ました。
    会った事のない人の水曜日を知り、自分の水曜日も知らない誰かに手紙で読んでもらえます。
    普段、道ですれ違う誰かにも人生があり、日々の暮しがあるのを分かっていてもつい忘れてしまいます。
    皆がそれぞれの水曜日を迎えている。それを少し知れるだけで元気がもらえます。不思議です。
    続きを読む

    投稿日:2023.01.31

  • halcyon

    halcyon

    見知らぬ誰かへの手紙を出すと、見知らぬ誰かから手紙が届く

    掲載している101通の手紙はどれもその人の日常が見え隠れするものでしたが、あえて1通紹介するとしたら家族への恨みを書き綴った1通
    静かに、だけど深く、暗くたしかに燃え燻っている心情が香った続きを読む

    投稿日:2021.09.10

  • shogoro

    shogoro

    プロジェクトはリアルタイムで知っていて良い活動だなと見ていた。今回手紙をまとめて読めて沢山の人たちのよすがになっていたのだなと感じられた。コロナを経て新しい形で復活すると良いな。

    投稿日:2021.05.30

  • ぽんがちょうガチュチュ

    ぽんがちょうガチュチュ

    手書きの手紙も載っているんだけど、威力すごいね。想いが紙に伝わって、それが貰った人にもわかる。これまでにふとした事で出会った人達のことを思い出した。
    たまにペラペラとページをめくってみたくなるような本続きを読む

    投稿日:2020.08.07

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