デイヴィッド エバーショフ, 斉藤 博昭 / ハヤカワ文庫NV (13件のレビュー)
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パそぼ
2016/3/22 映画「リリーのすべて」を見ました。 原作は 未だ読んでいません。 詳細は、「パそぼのあれこれフリーク:Part2」をご覧ください。 → https://blog.goo.ne.j…p/pasobo-arekore2005/e/4acdcf67156ede9909ea9b9530a77491続きを読む
投稿日:2025.02.10
いちよう
かなり面白かった。私が思う「純愛」に1番近い話だと思った。グレタはアイナーの事を本当に愛してた事が伝わるし、アイナーもグレタの事を信じる事で、変わっていく自分を受け入れたのだと思った。単純なトランスジ…ェンダーの話と油断していたが、結構好みの恋愛小説で驚いた。 読み終わった後、アイナーの名前で検索をかけたところ、「インターセックス」や「性分化疾患」という言葉を知った。これらにまつわる問題はかなり複雑で、同じと捉えられやすいLGBTとは、問題視する論点が全然違う。そのような学びもあり、読んで良かった。続きを読む
投稿日:2024.05.11
あおのあしあと
妻グレダに感情移入してしまった為かリリーへと変貌を遂げていく夫アイナーの決断に少し苛立ちを感じてしまった。しかし、リリーは心が認識している人格(性)を「ありのまま」に生きようとしただけであり、体も女性…として生まれていたらその選択も身勝手に思わなかったのかなと複雑な気持ちになった。精神と肉体の齟齬に苦しむリリーに私も心が侵食されそうになった。続きを読む
torihane
「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」が2015年の映画化をきっかけに「リリーのすべて」として文庫本化。 ネーミングセンスとしてはさて置いて、 元の邦題のタイトルのままを文学的語ってい…る。 ただ、映画きっかけで読んだ私としては、 この小説は映画「リリーのすべて」を序章とした 大長編小説のように感じた。 実在の人物を元に語られる物語で、 その事実のキャッチーさが目を引くけれども、 たっぷりとした文章で語られるのは、 真にリリーになったアイナーと、 アイナーの妻であったグレタの愛の軌跡。 彼らの生き方や信念が、本当に本当に 尊いものとして当時受け入れられていたなら、 今の社会はもう少し、人に対して優しかったのではないか。 自分も優しくなれていたのではないか、と思う。 映画の中の霞んだコペンハーゲンを、 愛おしく思える原作小説でした。続きを読む
投稿日:2023.01.17
あやこ
映画に感動して原作が気になり読んでみた。 映画と異なる描写が多くて驚いた。 グレタの、アイナーとリリーへの愛の深さに心打たれた。私だったらどうするか? そしてアイナーとリリーの、自分の在り方を追求する…姿が印象的。当時の医療レベルを考えると、相当な勇気がいるはず。周りに合わせず自分の生き方を全うする姿勢に私自身考えさせられた。 1つの情景•心理描写に緻密な表現方法がなされていて、より登場人物たちの心情やその風景をイメージすることができた。(人によっては読みづらいと感じるかもしれない) ラストの描き方が意外だった。続きを読む
投稿日:2022.09.18
kpumlib
本書は、約90年前、世界初の性別適合手術を受けたとされる画家の実話を基にした物語。 あるできごとをきっかけに、自分の中に潜んでいた“女性”に目覚める画家のアイナー。同じく画家の妻・グレタの絵のモデル…“リリー”として過ごす時間が長くなるにつれ、リリーとして生きることを切望するようになっていく。グレタ は戸惑いつつも夫の変容を受け止め、支える。そしてアイナーは、ついに性別適合手術を受ける…。 2015年、エディ・レッドメイン主演により映画化された。性別を超えた人の絆を感じる作品で、グレタ役のアリシア・ヴィキャンデルともども魅力的だった。 続きを読む
投稿日:2020.01.24
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