リリーのすべて

デイヴィッド エバーショフ, 斉藤 博昭 / ハヤカワ文庫NV
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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ブクログレビュー

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  • kpumlib

    kpumlib

    本書は、約90年前、世界初の性別適合手術を受けたとされる画家の実話を基にした物語。
     あるできごとをきっかけに、自分の中に潜んでいた“女性”に目覚める画家のアイナー。同じく画家の妻・グレタの絵のモデル“リリー”として過ごす時間が長くなるにつれ、リリーとして生きることを切望するようになっていく。グレタ
    は戸惑いつつも夫の変容を受け止め、支える。そしてアイナーは、ついに性別適合手術を受ける…。
     2015年、エディ・レッドメイン主演により映画化された。性別を超えた人の絆を感じる作品で、グレタ役のアリシア・ヴィキャンデルともども魅力的だった。 
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    投稿日:2020.01.24

  • gatos

    gatos

    愛が相手の全てを受け入れることだとしたら、その気持ちが離れてしまうことも受け入れなくてはならないのでしょうか。

    投稿日:2017.03.02

  • niyopiyo

    niyopiyo

    本書は、2003年に『世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語』を改題・文庫化したもの、とのこと。

    まず、『THE DANISH GIRL』の邦題を『リリーのすべて』に変えた方が素晴らしいと思う。

    あらすじは、2003年版の邦題そのまま。
    1920年代にデンマークであった実話を基にしたフィクションが本書。

    私とあまり相性の良くないアメリカ文学だし、最初は「やっぱり合わないなぁ…」と思いながら読み進めるものの、次第に、風景・空気感・人物・心情…すべてがこと細かに繊細に描かれているアイナー/リリーとグレタたちの世界に魅了されていた。
    途中で投げ出さないで良かった。
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    投稿日:2016.10.05

  • はじめ

    はじめ

    アイナー/リリーとグレタ両人が「アイナー/リリー」の間で戸惑い揺れ動いてる様子がとても丁寧に描かれているという印象。
    グレタの庇護のもと成長したリリーという少女が、やがてはグレタから離れ、ひとりの大人の女性として独立する(そしてグレタも女性として新たに歩み出そうとする)お話かな。
    だから突き放されるようなラストが寂しい。
    グレタだけでなく、ハンス、カーライル、ヘンリクと理解者に囲まれた優しい世界のお話なんだけど、親離れ子離れのような寂しさと苦しみが切ないな。

    映画はひとを愛することに焦点が当たってるのでさらに優しい世界。泣きたいなら映画を見た方がいい。
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    投稿日:2016.08.16

  • korosk

    korosk

    映画化された「リリーのすべて」の原作。夫アイナーが絵のモデルで女装した事をきっかけに、自分が女性である事に目覚め、世界初の性別適合手術に成功し女性として生きていく…。
    何が凄いって、妻グレタの夫への変わらない愛情。夫が女装して街に出ようが、そして男とキスして帰ってこようが、手術を受けて女になろうが、アイナー本人を全て受け入れ愛していく…。続きを読む

    投稿日:2016.06.22

  • ちょ

    ちょ

     先に荒俣宏の本を読んでいたから、この本がフィクションであることは知っている。
     フィクションであることを知っていてもなお、ロマンティックすぎて読むのがつらい。
     実際のリリーに起きた出来事に対して、彼女があまりにも「夢を見ようとしている」、現実を直視しないさまを痛々しく感じてしまう。

     著者の考えるロマンティックやら劇的な展開が、たぶん私の好みとは違うんだろうな。
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    投稿日:2016.06.12

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