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徳永雄一郎 / 講談社現代新書 (9件のレビュー)
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ひとみん
本の中のテストをしたら、わたしは34点で完全に脳疲労、夫は12点で問題なしでした…! この本を読んでから、仕事70、家庭30を頭に入れて仕事してます。 人間関係についても、自分を犠牲にして付き合う…のはやめよう、疲れた時は休もう、困った時は頼れる人に相談して決めよう、と素直に思えました。続きを読む
投稿日:2021.11.10
kawasyu
ストレスに満ちている現代社会に必須の本だと思った。 「うつ病はいきなり発症するわけではなく、その前段階に『脳不調』、前々段階に『脳疲労』という状態になる」とのこと。 うつ病は何となく気がついた時に…は発症している、という勝手なイメージを抱いていたので、この「脳疲労→脳不調→うつ病」という進行のメカニズムを知ることができてよかった。 脳疲労の段階でちゃんと気づき、いかにセルフケアをするかがうつ病を防ぐ上で大事になると思った。午睡や遠くを見ることはすぐにでもできるので実践したい。 「人生の正午」はまさに今の自分のことなので、「エネルギーの7割は職場に、3割は家庭に」も意識しなければいけない。 マインドフルネスについても色んな本に出てくるので、現代社会では必須なのかも。学ぼう。 うつ病の再発率が高いことにも驚いた。 うつ病で入院する職業の筆頭は教師である、というのはやっぱりなあ、という感じ。 あとがきに書かれていた「人間同士のエネルギーの交換」の話は希望を持てる話だった。ここにヒントがありそう。 道元の「花の色、美なりと云えども、独り開くるにあらず、春風を得て開くるなり」という正法眼蔵の一節も心に沁みた。続きを読む
投稿日:2018.11.28
hidekazuasai
自宅療養は危険と書いてあります。例えば、子供からなぜ、お父さんは仕事にいかないの?と尋ねられたら、ますます、申し訳なさ感が亢進し、うつが悪化する。 15年前の僕がそうでした。本書は、うつ病患者を減らす…には、長時間労働をやめて、大人の社会を変えなくてはいけない、と書いてあります。 希望の書です。続きを読む
投稿日:2018.04.14
ドラソル
文字通り、脳疲労から来る様々な障害などについて語った一冊。 当事者としても、そういう人を職場で抱える管理職としても、参考になる一冊。
投稿日:2018.02.10
ヤルタ
最近頭が回らない…と感じることが多かったので手に取ってみました。 「脳疲労」が進むと「うつ」になってしまうそうなので、自分でちゃんとケアすることが大事だと思います。
投稿日:2017.12.23
いっせい
「脳疲労」といううつ病の前段階に関する新書。 肉体よりも頭脳の働きが重視される現代において、視覚を中心とする脳の疲労は深刻化しており、うつ病が急激に増加している原因になっている。 本書では脳疲労の解説…に加え、脳疲労を生み出す社会全体の構造や周りの人々の理解不足についても言及している。 著者はうつ病のリハビリ病棟を経営しており、実際に患者が筆者の元を訪れてから回復するまでの現場の雰囲気が伝わり、たいへん勉強になった。 また個人的な話だが、私自身(大学4年生)を取り巻く環境がうつ病を誘発しやすい環境であることを再認識させられ、気を付けなければならないと思った。続きを読む
投稿日:2017.11.24
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