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はるおかりの, 由利子 / 集英社コバルト文庫 (5件のレビュー)
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とみよ
図書館の本検索でブラブラしてたら偶然見つけて 手に取りました。 そして一気読みしてしまった!! 久しぶりの後宮もので甘々シーンもきっちりあって 満足満足♡ 大体、1冊で一つの事件を解決が多い中、… 主人公の問題は早々に解決して このあと、何か問題起こるの?? なんて思ってたけど心配無用でしたね しっかり事件は起こって しっかり解決 夕遼と淑葉カップルいい感じです✨続きを読む
投稿日:2024.02.18
goya626
継母に虐待されたため、笑うことさえできなくなった淑葉が、皇帝の兄の妻となり、お互いに好きな書画のことから、心を通じ合わせ、笑うこともできるようになり、めでたしめでたし。その間、後宮には陰謀が渦巻いてい…るのだが。皇帝の愛妃が他の紀姫から貶められようとするのを皇帝が逆手に取るどんでん返しが、考えてみれば非情だ。皇帝の妃になるというのは、本当の愛を得られないことであるという悲しみが伝わって来る巻でもある。続きを読む
投稿日:2021.10.12
bkbk11
2巻の食メインからシリーズに入ったので、こちらの方が割とあっさり2人が両思いになったなという印象。前半はヒーローヒロインのスカッとする恋愛話、後半は謎解きっぽく恋愛要素は減ったかな。ストーリー重視の方…も楽しめると思う。続きを読む
投稿日:2016.09.30
【静】
後宮物でヒーロー&ヒロインが皇帝・妃嬪じゃないって珍しいね。割とあっさり片付く勧善懲悪ストーリーでしたが、後宮での悲哀とイチャラブがバランス良く書かれていたと思います。ヒーローの弟である皇帝の方が大人…な考え方でしっかりしてたので、弟の方にスポット当てた物語があっても良いな。ヒーローである兄が間違った結婚をせずに済んだのも弟皇帝のおかげだし。やっぱ、弟皇帝の方が全体通してグッジョブなんじゃないか?続きを読む
投稿日:2016.07.25
うらこ
このレビューはネタバレを含みます
やっぱり、はるおかりのさんの作品は、中華系で仙女が絡まない話の方が好きです。 今回も最初は仲は良くなかったけど、だんだん・・・って感じの好きな系統でした。 淑葉の嫁ぎ先は皇兄の夕遼でしたが、実際は夕遼が望んでいたのは淑葉の義妹で、皇帝の占いで淑葉になった・・・ってところから始まり、人違いだと離縁を望む夕遼と元の暮らしには戻りたくない淑葉。 健気な淑葉がかわいそうで、切なくなっちゃいました。 夕遼が義妹の香蝶を見初めたのは書の才能でしたが、これは淑葉の才能を呪い師の力で奪ったもの。そのことを伝えることができないのに、夕遼は分かってくれた。 これは何とも思ってなくても惹かれちゃいます。 だんだん笑顔ができるようになった淑葉がかわいいです。 前半は淑葉と夕遼が仲よくなって、書の才能が淑葉に戻るまでって感じで、それ以降は夕遼の弟と後宮の女達の話になります。 夕遼の弟の嵐快は皇帝として、まんべんなく後宮の女性と接してますが、誰か一人を寵愛しないのは誰も愛していないから、本当に好きな人はここにはいないって。孤独な皇帝って感じです。 皇帝でこれだけ女性がいるのに、本当に好きな人は手に入らないって、かわいそうでした。 はるおかりのさんの作品は、コバルト文庫のわりには契っちゃうことが多いけど、今回は残念ながらキス止まりみたいで残念でした。
投稿日:2016.01.23
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