【感想】シフト

マシュー・バロウズ, 藤原朝子 / ダイヤモンド社
(17件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
1
6
8
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • garboflash

    garboflash

    米国16の情報機関を統括し、未来予測・分析を行う国家情報会議(NIC)で、NICトップ分析官を務めていた著者が20年後の世界を予測したものです。
    こういう本って偏っている思想のものではないかと思われますが、読む限り比較的公平に見ていると思いましたね。
    いきなり9~11章で物語が始まったのにはビックリしました
    続きを読む

    投稿日:2021.05.06

  • hayataka

    hayataka

    科学技術・地政学・政治・経済・環境問題など多角的な観点から、元CIA分析官が描く未来予測。自分のレベルが低く(特に地政学)、一回読んだだけではちゃんと理解できていないが、大きな潮流は理解できる(フォーカスされる国としては欧米露中がメイン。地域的には万遍ないと思います)。第一部、第二部は淡々と現状分析と将来予測が続くが、第三部は2035年で起こり得る話を小説として表現しており、妙にリアリティがあるし話としても面白い。地政学入門書を読み終えてから、もう一度読み返すことにする。続きを読む

    投稿日:2020.12.20

  • gratius2018

    gratius2018

    アメリカが世界情勢をどう見ているかが分かってそれなりに面白い。「グローバル・トレンド」も借りてみるかな。

    投稿日:2019.03.05

  • tomo112

    tomo112

    米国NIC(国家情報会議)が大統領のために世界の情勢をまとめる「グローバルトレンド」の主筆が、「グローバルトレンド2030」の時に調査した内容をもとに、一般向けに分かりやすく加筆修正した本。国家機関の調査だけあって、政治・経済・国際関係の観点からの記載が多く、テクノロジー視点の未来予測と違って、お堅い場で使うにはちょうど良い。続きを読む

    投稿日:2018.09.19

  • luckystar

    luckystar

    このレビューはネタバレを含みます

    アメリカのNIC(国家情報会議)で4年ごとに作成しときの政権に提出する長期予測「グローバルトレンド」マシューバロウズ
    分裂する21世紀の世界
    メガトレンド
    1.「個人」へのパワーシフト
    2.台頭する新興国と多極化する世界
    3.人類は神を超えるのか
    4.人口爆発と気候変動
    ゲームチェンジャー
    5もし中国の「成長」が止まったら
    6.テクノロジーの進歩が人類の制御を超える
    7.第3次世界大戦を誘発するいくつかの不安要因
    8.さもようアメリカ
    2035年の世界
    9.「核」の未来
    10.生物兵器テロの恐怖
    11.シリコンバレーを占拠しろ
    新たな世界は目前に迫っている

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.01.04

  • tanketanketanke

    tanketanketanke

    このレビューはネタバレを含みます

    元CIAの著者がアメリカを中心としてこれから起こりうる変化を予測して書いた書籍。執筆当時はまだトランプが大統領に選ばれる前であったが、あたかもそれを予測するような内容。

    アメリカ一強から中国の台頭とそれに付帯する世界の多様化。パワーのアンバランスから次の世界がどうなるか。アメリカ的にはシェールガスである程度エネルギー確保が見えてきたから中東に気を使わなくて良い、EUとか弱体化してめんどいし、そもそも世界の警察とかもういやだから国内に閉鎖的になろうよと、トランプ路線そのもの。
    中国も生産人口のアッパーが見えてきて、次はインドとブラジルか?その中で日本は?なんだけどほとんど日本の話は出てこず。

    ざっと近未来の世界情勢予測を知りたい人にはオススメの一冊です。

    ****
    トマス・ホッブス
    17世紀のイギリスの哲学者。「リバイアサン」強力な中央政府の必要性。

    イマヌエル・カント
    18世紀のドイツの哲学者。人間は外的権威から開放されて自律的に考えなくてはいけない。

    中間層は現在は10億人程度、2030年には20億人を超えてくる。

    中国の生産人口は2016年に9億9400万人となりピークをむかえ、2030年には9億6100万人まで減る。
    一方でインドは2050年にピークを迎えるまで増え続ける。

    ブラジルは2023年までにイギリスとドイツを抜くと言われている。

    少なくとも先進国では20〜40年後にはほとんどが体外受精で生まれるようになるだろう。

    シェールオイルに関して。
    2014年にアメリカはサウジアラビアを抜いて世界最大の産油国となり2030年には原油の純輸出国に転じるとみられている。

    中国の高齢化も深刻。

    現在アフリカにはアメリカの2倍の携帯電話がある。

    アメリカ国内の教育。アメリカも段々馬鹿になってる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2017.11.16

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。